応募の母集団を獲得する「病院/介護施設の採用サイト制作」
求める人材に深くリーチし、応募の母集団を獲得する。
採用強化に向けた、採用サイト制作の主なポイントを伝授します。
病院/介護施設の採用サイト制作
採用サイトは、求職者に向けた情報提供のプラットフォームであり、リクナビ、マイナビに代表される求人媒体だけでは伝えきれないあらゆる情報を深掘りし、自社で働くメリットやベネフィットを求職者に伝えることで、採用活動を強化することを目的として制作される求職者向けの採用情報に特化した専用ホームページです。近年では、働き方改革にも後押しされ、採用条件だけでなく、働く意義や意味、社会的役割など、働き方そのものが重要視されており、特に新卒採用では、企業/組織側のメッセージを伝えること、そして伝わったかどうかが、採用活動の成否に多大な影響を及ぼすようになりました。
また求職者は、就業環境や福利厚生、社内イベントなど、企業/組織としての柔軟な姿勢に注目する傾向が強く、待遇だけでなく、企業/組織全体を俯瞰し、多くの要素を包括して比較・検討することで、自らの就職先を決定していくことが大半です。
これからの企業/組織は、「選ぶ前に、選ばれている」こと、「試す前に、試されている」ことを念頭に、求職者と対等な目線で情報発信を行い、選考に望まなければなりません。そのためにも、自社/自院の魅力を発信する採用サイトは、必要不可欠な媒体であると言えます。
採用強化に向けた主なサイト設計
医師・看護師・薬剤師・技師・介護士など、医療・介護従事者の採用サイトで制作される主なページをご紹介します。採用サイトを閲覧する求職者は、そのページに付けられたページタイトル(リンクテキスト)で遷移先の情報を想像してサイト回遊を行います。サイト階層を無意識に理解しており、関連性ある情報を巡り企業/組織への理解を深めていくことから、求職者が知りたい情報や確実に求職者に届けたい情報は、最適化されたページタイトルのもとサイト設計を行わなくてはなりません。タイトルの付け方やデザイン・レイアウトは病院/施設ごとに異なりますが、基本設計の参考としてご参照ください。
ターゲットへの最適化、採用サイトのスマホ対応
医療/介護施設で必要とする採用サイトの主なターゲットは看護師や介護士が大半を占め、Webリテラシーの決して高くない技術職の方が主流となってくると言えます。パソコンを保有していない学生も多く、採用活動に関する情報収集からエントリーに至るまで、すべての工程をスマートフォンで行うのも今や常識となっていることから、採用サイトのスマホ対応は必要不可欠であると言えます。
求める人材に深くリーチする、採用サイトのコンセプト策定
採用サイトでは、業務内容や社内制度、福利厚生や待遇などの募集要項を深掘りして伝えていくのはもちろんのこと、自社の特徴や強み、社風や文化など、自社らしさや自社に適した人材像を伝えていくことも大切です。そのため、採用サイト制作に着手する以前に、「自社らしさとは何か」を正しく明文化しなくてはなりません。以降の工程で行われるサイト設計や要件定義、サイトデザインは、この自社らしさの具現化であり、採用コンセプトと合わせ企画デザインを進めていきます。
自社/自院の魅力を最大限に引き出す、採用サイトの企画デザイン
採用サイトは、前段で策定される採用コンセプトに基づき、特徴や強み、求める人物像などを加味し企画デザインを行います。企画デザインは、一貫性のある採用コンセプトに基づいて行うことではじめて、自社の魅力を最大限まで引き出すことができるため、キャッチ・リード・ボディなどのコピーはもちろん、写真や動画の細部に至るまで、採用コンセプトの伝わるデザインであることが大切です。
また、採用サイトデザインは、好き・嫌いの趣味・趣向で判断するのではなく、自社/自院らしさを表現できているか、自社/自院の求める人財像が正しく伝わっているかを判断軸に、企業/組織そして病院/施設としての採用ブランディングを実現していくことが大切です。
サイト回遊に多大な影響をもたらす採用サイトのキービジュアル
Webサイトは、ユーザーの閲覧デバイスに最初に表示されるファーストビューのキービジュアルがその後のサイト回遊に多大な影響を与えると言われています。心理学メラビアンの法則では、人は3〜5秒で第一印象を判断するとされており、対人への第一印象を決める割合は「言語情報(Verbal)7%」、「聴覚情報(Vocal)38%」、「視覚情報(Visual)55%」とも言われています。
動画コンテンツを除き一般的なWebサイトは、聴覚情報での訴求を行わない事を考慮すると、視覚情報がユーザーに与える第一印象の大半を占めることが想像されることから、TOPページのキービジュアルをはじめとする採用サイトデザインが目的達成に大きな影響を与えるのが分かります。初めて貴社とのコミュニケーションを図る求職者にとって、「採用サイトの第一印象=自社/自院の第一印象」となることを念頭に、求職者の記憶に残る採用サイトに仕上げていくことが大切です。
らしさを伝える、採用サイトのコピーライティング
採用サイト制作では、自社/自院の魅力を求職者に細部まで深く伝えていかなければなりません。そのため、訴求力と表現力を備えたキャッチコピー、興味を誘引するリードコピー、読みやすく理解の容易なボディコピーなど、質の高いコピーライティング及び文章ライティングは不可欠であると言えます。求職者に向けた代表メッセージ、採用担当者からのメッセージ、求める人物像、社員紹介など、取材やヒアリングシートの提供からライティングを行い、質の高いコピー制作を行います。
自社/自院のブランドイメージを左右する写真素材
前項でご説明する採用サイトのキービジュアルにもある通り、採用サイトにおけるキービジュアルは企業/組織の第一印象となり、応募エントリーに多大な影響を及ぼします。そのため、採用サイトデザインにおいてクオリティが高くオリジナリティのある写真素材は必要不可欠であり、採用サイトデザインのクオリティに多大な影響を及ぼします。このことから、採用サイト制作における写真撮影は最重要項目であると言っても過言ではありません。
魅力がより伝わる採用サイトへの動画活用
文字や画像だけでは伝えきれない貴社/貴院の魅力を「音と映像」で伝えていくのが採用動画です。業務内容や社風はもちろん、代表からのメッセージや採用担当者、そこで働く先輩方の生の声など、あらゆる情報を動画配信することで、求職者により直感的に魅力を伝えることができます。採用サイトのファーストビューとなるTOPページのキービジュアルに動画を配することで、より魅力の伝わる採用サイトに仕上げることも可能です。
エントリーフォームの最適化
貴社/貴院に強い興味を抱く求職者が、最後にアクセスするページがエントリーフォームです。リクナビやマイナビに代表される求人媒体を通年で使用されている場合は、採用サイト内にエントリーフォームを構えず、求人媒体からのエントリーに一本化すると応募者の負担軽減となるばかりでなく、採用担当者の応募者管理が容易になると言えます。採用サイト内にエントリーフォームを構える場合は、入力項目を最小限に留め求職者の負担を軽減することが、応募エントリー時の離脱防止につながります。
採用サイトの更新管理
採用サイトの運用において更新管理が必要とされる主なコンテンツ(先輩社員紹介、募集要項など)にはCMS(Contents Management System)を構築し、貴社/貴院内にて容易に採用サイト運営ができるようご提案させて頂いております。採用サイトの運営担当者を設けることができないなど、採用サイトの運用・保守の委託をご希望の場合には「運用・管理プラン」もご用意させて頂いておりますのでご相談ください。
採用サイトリニューアルのタイミング
新卒向け採用サイトの場合、ターゲットとなる学生が毎年異なることから、年度ごとにリニューアルする必然性はありません。ビジョンの刷新、事業展開、新事業の発足など、環境の変化に伴い求める人材像に変化が生じ、採用コンセプトの再定義が必要となるタイミングが、採用サイトリニューアルの主なタイミングであると言えます。もし現在公開中の採用サイトで成果を得られていない場合、採用コンセプトの見直しや採用情報の拡充、ページ追加など、採用サイトのコンテンツ強化を図る必要があります。
一方、中途の求職者は気になる企業をベンチマークし、定期的にチェックを行うなど、応募のタイミングを見計っているケースが多く見られることから、中途向けの採用サイトでは継続的に見直しを図り、ページの追加やコンテンツの充足を図るなど、キャリア層の求める情報を充実することが大切です。