患者/利用者様に、魅力を伝えるホームページ。

集客/集患強化に向けた、ホームページ制作のポイントを伝授します。

Introduction

病院/介護施設のホームページ制作

保険診療を行う病院やクリニックには「医療法における病院等の広告規制」があり、むやみに広告宣伝を行うことができません。そんな規制の範囲内において広く情報発信できる数少ない媒体がホームページです。そんなホームページ最大のメリットは、情報を求める消費者にいつでもどこでも、広く深い情報提供を行える点にあります。

パンフレットが比較的身近なステークホルダーへの能動的なアプローチに使用される一方ホームページは、自社/自院が伝えたい情報をホームページに掲載しておくことで、自社/自院または診療やサービスに興味のある層がインターネットを介し情報収集を行っていきます。病院/施設側から見ると受動的なアプローチだと言えます。
なかでも病院/クリニック/看護・介護事業は、狭域な一定地域を商圏とする地場産業であるため、地域に根差したアプローチや地域機関・施設との医療連携が不可欠となります。また、ライバルとなる同業他社もある程度明確なため、地域の競合を視野に入れた差別化戦略も比較的容易な業界であると言えます。

だからこそ、力を入れて制作しなければならないのが病院/施設/サービスなどのホームページです。無限に情報掲載が可能なホームページだからこそ、自社/自院の特徴や強みの要点を的確に伝え、自社/自院らしさのブランドが伝わるよう緻密な情報設計と企画デザインが求められます。

集客/集患に向けた主なサイト設計

病院やクリニック、介護施設や看護・介護事業のホームページ設計では、ご利用者・患者様の求める診療日/診療時間(営業日/営業時間)やアクセスなどの基本的な情報は共通して必要となるほか、安心・安全を訴求する情報や、考え方や雰囲気の伝わる独自性の高いコンテンツも他社/他院との差別化においては不可欠であると言えます。
これを踏まえ、いかにしてユーザービリティを高め、自社/自院の魅力を伝えていくかをサイト設計の段階からしっかりとプランニングすることが大切です。タイトルの付け方やデザイン・レイアウトは病院/施設ごとに異なりますが、病院やクリニック、介護施設や看護・介護事業のホームページ設計の参考としてご参照ください。

閲覧環境の最適化に不可欠なホームページのスマホ対応

病院/クリニック/介護施設などを利用する一般消費者の大半は、ホームページを介して各施設の情報取得を行いますが、その利用者が使用する主要デバイスはスマートフォンであると言えます。内閣府の発表する消費者動向調査2021で見ると、2021年度のスマホの普及率は単身世帯平均で75.6%、二人以上世帯で88.9%となっており、スマートフォンは平均8割方の世帯に普及しており、今やホームページのスマホ対応は常識となっています。
このことからも分かる通りユーザビリティの向上は、パソコンとスマートフォンの双方に不可欠であり、パソコン表示用デザイン及びスマホ表示用デザインのそれぞれで自社/自院の強みや独自性が伝わるようなデザインが求められます。
パドルデザインカンパニーでは、消費者及び事業関係者向けのパソコン用デザインはもちろん、消費者向けのスマホ用デザインにも配慮し、使いやすく見やすく、そして美しいホームページデザインのご提案を行っています。

独自性の具現化に向けたホームページのコンセプト策定

自社/自院ブランディングを目的としたホームページ制作を行う場合、最も重要となるのはWeb制作時のコンセプト策定です。ホームページ制作のみを行う場合においてもコンセプト策定はとても重要だと言えますが、ブランディングではさらに、パンフレット、広報誌、動画、名刺や封筒など、あらゆるツールに共通して一貫性のあるブランドデザインを展開していかなければなりません。
だからこそ、ブランディングプロジェクト関係者間の共通認識にズレが生じないよう、コンセプトを正しく明文化することが大切です。

独自性の具現化、ホームページの企画デザイン

ホームページ制作では、前段で策定される制作コンセプトに基づき、自社/自院の特徴や強みの言語化やデザイン表現を行いホームページとして実装して行きますが、企画デザインのフェーズにおいて重要視しなければならないのは、「制作コンセプトが正しく表現できているか」という点にあります。キャッチ・リード・ボディなどのコピーはもちろん、写真や動画の細部に至るまで、制作コンセプトの伝わるデザインであることが大切です。
また、ホームページデザインは、好き・嫌いの趣味・趣向で判断するのではなく、自社/自院らしさを表現できているか、自社/自院の特徴や強みが正しく伝わっているかを判断軸に選定・校正し、企業/組織ブランディングまたは病院/施設ブランディングを実現していくことが大切です。

サイト回遊に多大な影響をもたらすホームページのキービジュアル

ホームページは、ユーザーの閲覧デバイスに最初に表示されるファーストビューのキービジュアルがその後のサイト回遊に多大な影響を与えると言われています。心理学メラビアンの法則では、人は3〜5秒で第一印象を判断するとされており、対人への第一印象を決める割合は「言語情報(Verbal)7%」、「聴覚情報(Vocal)38%」、「視覚情報(Visual)55%」とも言われています。
動画コンテンツを除き一般的なホームページは、聴覚情報での訴求を行わない事を考慮すると、視覚情報がユーザーに与える第一印象の大半を占めることが想像されることから、TOPページのキービジュアルをはじめとするホームページデザインが目的達成に大きな影響を与えるのが分かります。初めて貴社/貴院とのコミュニケーションを図る消費者にとって、「ホームページの第一印象=企業/組織の第一印象」となることを念頭に、消費者の記憶に残るホームページに仕上げていくことが大切です。

独自性の言語化、ホームページの取材・ライティング

ホームページはすべての企業/組織や病院/施設にとって唯一無二の情報プラットフォームであることから、自社/自院のことを広く深く伝え、消費者との密なコミュニケーションを図ることで信頼関係を構築していかなければなりません。そのため、訴求力と表現力を備えたキャッチコピー、興味を誘引するリードコピー、読みやすく理解の容易なボディコピーなど、質の高いコピーライティング及び文章ライティングは不可欠であると言えます。
パドルデザインカンパニーのホームページ制作では、経験豊富なコピーライターが取材やヒアリングシートの提供からライティングを行い、質の高いコピー制作を行います。

印象を大きく左右するホームページの写真素材

前項でご説明するホームページのキービジュアルにもある通り、ホームページにおけるキービジュアルは企業/組織の第一印象となり、集客/集患はもちろん採用活動にも多大な影響を及ぼします。そのため、ホームページデザインにおいてクオリティが高くオリジナリティのある写真素材は必要不可欠であり、ホームページデザインのクオリティに多大な影響を及ぼします。このことから、ホームページ制作における写真撮影は最重要項目であると言っても過言ではありません。

魅力がより伝わるホームページへの動画活用

文字や画像だけでは伝えきれない貴社/貴院の魅力を「音と映像」で伝えていくのが動画の強みです。企業/施設紹介や代表者メッセージ、そこで働くスタッフの生の声など、あらゆる情報を動画配信することで、消費者により直感的に自社/自院の魅力を伝えることができます。ホームページのファーストビューとなるTOPページのキービジュアルに動画を配することで、より魅力の伝わるホームページに仕上げることも可能です。

問い合わせフォームの最適化

貴社/貴院に強い興味を抱くご利用者・患者様が、最後にアクセスするページが問い合わせフォーム(予約フォーム)です。企業サイトでは資料請求や商談、病院サイトでは外来、入院、検診、採用についてなどが主な問い合わせ内容となりますが、問い合わせフォーム制作時には、貴社/貴院が事前に収集したい情報に漏れが生じないよう、必須項目と任意項目をしっかりと見極めたフォーム制作を行うことが大切です。
一方、ご利用者・患者様目線でフォームを見た際、入力項目が多岐に渡ることで多くの時間を要すると懸念が生じ、ホームページからの離脱を招きかねません。フォーム制作では、すべての項目に入力を求めるのではなく、できる限り選択肢を設けたり、ファイルや画像のアップロードで対応するなど、ユーザーの負担軽減を図ることも大切です。

ホームページの更新管理

ホームページの運用において更新管理が必要とされる主なコンテンツ(ニュース、当日の勤務医師情報、募集要項など)にはCMS(Contents Management System)を構築し、貴社/貴院内にて容易に採用サイト運営ができるようご提案させて頂いております。ホームページの運営担当者を設けることができないなど、ホームページの運用・保守の委託をご希望の場合には「運用・管理プラン」もご用意させて頂いておりますのでご相談ください。

ホームページリニューアルのタイミング

医療/介護業界においてホームページリニューアルをご依頼いただく要因の大半が「デザインが古い」「使いづらい」「コンテンツが不足している」という3点に絞られます。そのため、ホームページでこのような状況が生じた際が、リニューアルのタイミングであると言えます。
医療/介護業界のホームページにおいて大切なのは、「ご利用者・患者様が利用したくなる、安心感の伝わるホームページ」です。派手な演出やトレンドに流されることなく、自社らしく誠実なホームページを制作することで、長期間使用できるホームページに仕上げることが大切です。
一方、デザインにはトレンドがあり、ホームページも常に進化しているため、どんなに素晴らしいホームページを制作したとしても、ある一定期間でのホームページリニューアルは不可欠であると言えますが、制作時のサイト設計を念入りに行い、シンプルなホームページデザインを心がけることで、いつまでも使いやすく、古さを感じさせないホームページに仕上げることができます。