ブランドを保全・育成する
従業員に愛され続ける、企業ブランドを育てる。
ブランドの「らしさ」を守り、従業員に愛され、働くことに誇りを持てる企業ブランドを育てます。
活動における的確なKPIを設定する。
売り上げとの関連性をつくることが難しいインターナルブランディング領域でのKPI設定においては、何を指標とするか、企業それぞれで適切なものを考えます。
例)
・従業員の研修への参加率
・ES調査
・社内表彰人数 など
企業文化として、定着へ。
従業員のブランドを体現する行動は、長い間維持され繰り返されることで企業文化として定着していきます。なぜなら企業文化とは、行動指針やミッションなど明文化されたルールだけではなく、暗黙のルールによって決定されることが多いからです。施策や活動ツールを効果的に利用しながら、企業理念に沿った行動がポジティブな成果をもたらすループをつくり、少しずつ従業員たちの心に浸透させていきましょう。
定着には、モニタリング・フィードバック・メンテナンスのサイクルを回していくことが大切です。
●モニタリング
従業員が理念に沿った行動しているかを上司と部下、同僚との間でコミュニケーションしモニタリングし合います。ほかにも、独自に簡易的なサーベイを作り調査することもあります。「分かってはいるけど、◯◯だからできない」という声が聞こえたら、そこに企業にとって大切な問題点が隠れていることがあります。
●フィードバック
社内広報誌をはじめとする媒体に、モニタリング結果を掲載します。特に、施策のひとつとして紹介した表彰イベントを取り上げ、理念を体現する従業員を紹介することで、理念浸透に高い効果が期待できます。また、毎期の人事評価の際に、上司からフィードバックを行う方法もあります。
●メンテナンス
モニタリングの結果に基づき、インターナルブランディング活動の施策を改善します。従業員がブランドを体現するためにネガティブな影響を与えているものがあれば、それを払拭します。また、人事評価や個人の目標管理などの制度を変更したり、自己啓発・能力開発・スキルアップなどの支援システム導入も考慮する必要があります。
「インターナルブランディング活動を始めたが、なんとなく終わってしまった」という企業は大変多く、珍しい話ではありません。インターナルブランディングは、ブランドの本質を変えることなく、時代性を考慮した施策やメッセージをブラッシュアップしながら繰り返し発信し、ミッション・ビジョン・バリューを計画的に浸透させていくことが大切です。
ブランドパーソナリティを成長させていく。
インターナルブランディング活動の過程においては、費用対効果が見えづらいことから、社内でさまざまな意見が出るかもしれません。そのときも根気よく従業員の心にブランドの重要性を訴え掛けていきましょう。
インターナルブランディングは、いわば企業の人柄、ブランドパーソナリティを確立させることでもあります。人が年齢や経験、時代に合わせて成長していくように、企業のメッセージも時代に合わせてアップデートし進化させていきましょう。
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