ブランドコミュニケーションのプラットフォーム。

良質なブランド体験を提供するブランドサイトとは。

Introduction

良質なブランド体験を提供する「ブランドサイト」

ブランドサイトは、主にブランド・ロイヤルティ向上に向けたブランド体験を提供するWeb上のプラットフォームであり、ブランドイメージの的確なデザイン表現はもちろんのこと、ニュース発信、新商品リリース、ネット販売、アフターメンテナンス情報など、ブランドに関わる全ての情報をタイムリーに発信する役割を担います。

ブランドサイトでは、競合他社との差別化に向け、ブランド・アイデンティティ(ブランドの独自性)や、ブランド・パーソナリティ(ブランドの人格)が明確に伝わるブランド・コンセプトの具現化が必要であることから、ブランド・バリュー(ブランドの価値)の言語化が不可欠となります。言語化されたメッセージを丁寧語で表現するのか、謙譲語で表現するのか、または、文末が体言止めなのかなどにより、ユーザーに与える印象は異なり、さらには、明朝体、ゴシック体などのタイポグラフィ表現もブランドイメージに多大な影響を及ぼします。

ブランドサイトにおいていずれも大切なのは、ブランドらしさが的確にデザイン表現されていること、そしてファンとのタイムリーなコミュニケーションが図れることです。FacebookやInstagramなどのSNSを取り入れるなど、時代のニーズに合わせたサイト設計が不可欠と言えます。

ブランドサイト制作の目的と役割

いかなる企業・商品・サービスであっても、ブランド価値向上に向け、まずは認知度向上を図らなくてはなりません。プロモーションの代表例には、TVCM、ラジオ、新聞などの3大マスメディアやインターネット広告などが挙げられますが、それらの媒体を介しユーザーがブランドを認知し、ブランドのより詳しい情報を得るために訪れる場所が、このブランドサイトです。ブランドサイトの主な役割には以下の3つが挙げられます。

1.ブランドの価値向上
2.ブランドの信頼醸成
3.ブランドの購買促進

特にB2Cビジネスを展開する企業では、ブランドサイトから伝わる商品・サービスイメージが売上に直結するため、ブランドサイトのデザインは重要な営業戦略のひとつであると言えます。ブランドサイト制作時は、ブランドコンセプトの明確化を図り、パンフレットや動画など、ブランドサイト以外のコミュニケーションツールとのブランドイメージ統一を図りながら、ブランドの世界観を正しく伝え、価値向上から信頼を醸成し、購買促進へとつなげていくことが大切です。

ブランドサイトのデザイン例 01|株式会社ベッツ・チョイス・ジャパン [HALO] 様

同社のラインナップのなかでも高価格帯のペットフード「HALO」がフルリニューアル。さらに高い健康志向を持つ顧客をターゲットに据えた商品として販売するにあたり、日本の市場に合わせてブランディングしたいというご要望からブランディングプロジェクトが発足。大切なのは、本国のブランドイメージを壊すことなく日本の消費者に魅力を感じさせることでした。
まずは「ちがいは、愛と原材料」というコンセプトワードを開発。クライアントとミーティングを繰り返しながら、ターゲット層に届くクリエイティブに仕上げました。ブランドサイトTOP部分では、今回開発したキービジュアルとコンセプトを強く打ち出します。ユーザーがスクロールすることで、商品へのこだわりを伝える各コンテンツページの扉が現れます。詳細ページにおいて商品への自信をしっかりと伝え、消費者への説得力を高めるサイトを構築しました。その他、カタログ、リーフレット、POP一式など、ビジュアル開発一式を行いました。

HALO ブランディング実績

ブランドサイトのデザイン例 02|株式会社LIXILシニアライフカンパニー [Felio] 様

ブランドコンセプトやロゴマークなどBI(ブランド・アイデンティティ)開発を軸に、コンセプトブックや各施設のリーフレット、Webサイト、サインボード等、コミュニケーションツールを一新。ご入居者が我が家で暮らすように安心して暮らすこと、当たり前の毎日が穏やかに続くことを「ていねいな暮らし」と定義。それが可能になるのがフェリオの「プロとしての介護」であることをブランドメッセージとして策定しました。
そしてロゴでは、ご入居者一人ひとりの個性を表現。落ち着いた色合いが、穏やかな毎日を表現しています。次いで、人にフォーカスし、温かみの訴求を追求したコンセプトブック、機能や設備にフォーカスし、各施設の特徴を紹介する施設案内パンフレット、Webサイト、施設サインなどブランドを取り巻くあらゆるデザインを統一し、ブランドリニューアルを図りました。

Felio ブランディング実績

ブランドサイトのデザイン例 03|株式会社アリエッタ [CONGRATS HOTEL KYOTO] 様

京都五条に新設する「CONGRATS HOTEL 京都」。新設に伴いロゴ・WEBサイト・館内サイン・ウォールアートなどの制作をご依頼いただきました。「誰にでも好かれるのではなく、たとえひと握りの人たちにでも、熱烈に愛されるような場所を作りたい。」そんなご要望を受け、随所に遊びを取り入れたデザインや、旅人同士のコミュニケーションスペースをディレクションいたしました。ホテルでありつつも、ホテルの枠に収まらない。ただ泊まるだけの施設ではなく、人生をちょっと豊かにする遊び場でもあることをプロジェクトのテーマに掲げています。
コミュニケーションデザインでは、ブランドイメージの構築に向け、ホテルデザインのトーン&マナーを踏襲した、シンプルで洗練されたデザインを構築。機能面では、ホテル利用者が使いやすいよう、トップページは予約・アクセス・BARインフォメーションにコンテンツを絞り、スマートフォン閲覧時にも対応したレスポンシブWEBデザインで制作しています。また、より京都を楽しんでいただくために、周辺の飲食店など観光スポットを紹介するコンテンツを設けるなどの配慮も行いました。

CONGRATS HOTEL KYOTO ブランディング実績

ブランドサイトのデザイン例 04|株式会社アクアデザイン [Resonance Oil] 様

レゾナンスオイルのブランドサイト制作時のポイントは、まずは見やすいこと。多くの説明を要する説明商品だけに、いかに見やすく情報をまとめるかに特に注意してデザインを行いました。次にユーザビリティ。消費者とのタッチポイントの核となるブランドサイトだからこそ、多くの情報があっても使いやすいWebサイトであるよう配慮しました。そして、美しさ。コアターゲットとなる20代後半から40代女性が「美容と健康をつくる」を感じて頂けるよう、清潔感のあるホワイトベースにオイルをイメージしたイエローブラウンを挿し色とすることで、美しいデザインに仕上げています。

Resonance Oil ブランディング実績

ブランドサイトのデザイン例 05|株式会社アクアデザイン [Bio-Resonance Water] 様

TERAQOL技術を用いて、テラヘルツ波とソルフェジオ周波数を水に留め置いた、まったく新しい健康水「Bio-Resonance Water(バイオレゾナンスウォーター)」のブランドサイト制作実績です。振動、そして周波数の領域は、科学要素が強く、難解な情報入稿から制作がスタートしましたが、一般消費者にも商品の魅力や優位性が分かりやすく伝わるよう、すべての原稿をリライトし、映像・写真・図解などを用いて表現。商品の特徴である「振動や周波数」が伝わるようデザインしました。

Bio-Resonance Water ブランディング実績

ブランドサイトのデザイン例 06|株式会社ワイズ [SUNPOCKET] 様

SUNPOCKETのランドセルが「ご両親が子どもを想う視点」を大切につくられていることをふまえたクリエイティブをご提案。Webサイトのキービジュアルは、子どもがランドセルを背負って楽しい学校生活を送る様子を想像しやすいものを制作。都内の廃校でロケを行い、元気に毎日を過ごす子どもたちをイメージさせるさまざまなシーンを作り込み、撮影しました。カタログの冒頭には、機能紹介とともに四季折々のシーンを掲載。かけがえのない毎日に寄り添うランドセルであることを強調しています。ブランドサイトは、カタログキービジュアルをカタログのデザインに統一。コンセプトや展示会情報など基本的な情報を見やすく構成し、販売サイトへ速やかに誘導しています。

SUNPOCKET ブランディング実績

ブランドサイトのデザイン例 07|株式会社コンフォルマ [COMFORMA] 様

2001年に創立、日本人による日本人のための「コンフォートシューズ」を、こだわりを持って生み出し続けるコンフォルマ株式会社。機能的で美しい靴は、足にトラブルを持つ人から、機能性とデザイン性双方を求める人まで、幅広く愛用されています。そんな同社のネーミングの由来はcomfort(快適)+伊語のforma(形)。快適さについて論理的に構築された形であることを表現する名称です。ブランド名をそのまま社名とすることを前提に企業の姿勢も表す案をご提案し、本案が採用されました。「体のことを、足から考える。」をブランドコンセプトに、「機能」「設計」「素材」への思いを各ツールで紐解きます。

COMFORMA ブランディング実績

ブランドサイトのデザイン例 08|ケンラックシステム株式会社 [こどもの声が聞こえる工房から] 様

こどもたちを思い、こどもたちの声に耳を傾けるブランドとして、新ブランドを創設。ブランドネーミングはもちろん、商品名、ロゴマーク、webサイトなど、一貫したブランド開発を行いました。ロゴマークのコンセプトは、「こどもの声」。こどもの横顔のようであり、吹き出しのようでもある記号のような印象を持ったロゴマークをデザインしています。ブランドサイトは、ブランドメッセージを中心に、作り手の思いが伝わる内容で構築。商品カタログは、ブランドのコンセプトや作り手の思いを伝えるとともに、保育園や幼稚園の敷地に対応する商品をプロットすることで、さまざまなオーダーに応えられることを表現しました。

こどもの声が聞こえる工房から ブランディング実績

ブランドサイトのデザイン例 09|株式会社クレヨン [Lois CRAYON] 様

「デザインが古くなったブランドサイトを一新したい。」そんなご要望から、プロジェクトはスタートしました。デザインを刷新することは簡単です。しかし、表面上のデザインを整えるだけではブランドの独自性を表現しきれないばかりか、ブランド価値を損ないかねません。これを踏まえ、ブランド分析に着手。独自性は何であり、選ばれる理由はどこにあるのか。ブランド・ポジションは明確になっているのか。ロイヤルカスタマーはどのようなペルソナを持つのか。ブランドを徹底的に分析することで、「Lois CRAYONらしさ」の明確化を図りました。
また、時代はファストファッションブーム。そんな市況において、今後どのようなブランドを目指していくのか。キーマンインタビューを重ね、導き出した結論は「流行に合わせてスタイルを変えるのではなく、培った伝統を大切にしていく」という姿勢。コンセプトに掲げたのは「大切にしてきたことを、大切にし続けるブランド」。トレンドを追うのではなく、培ったブランドの独自性を最大限に生かしたブランディングを実施しました。
ブランドサイトでは、シーズンごとに変わるキービジュアルをメインに、ロイスクレヨンの世界観を最大限に打ち出すブランドサイトを構築。インスタグラムと連動することで、常に旬な情報を閲覧することができる仕組みにしています。ビジュアル中心にデザインしたブランドサイトは、ブランドロイヤリティの高いファンが見てもワクワクするブランドサイトに仕上げています。

Lois CRAYON ブランディング実績

良質なブランド体験を提供する、ブランドコミュニケーションのプラットフォームに。

情報が溢れる現代において消費者は、日々あらゆるシーンで消化しきれない程の情報量を獲得しています。なかには、自社ブランドと競合にあたる商品やサービスに関する情報も多くあるかと思います。そんな最中においてブランドは、競合他社との明らかな違いを打ち出し、消費者のブランドロイヤリティを高めることで選ばれ続けなくてはなりません。
大切なのは、ここでしか体験できない、独自性のあるブランドコミュニケーションを提供すること。それらの良質なブランド体験を提供するプラットフォーム。それがブランドサイトです。