企業価値の具現化で、信頼を勝ち取る。

企業ブランドを正しく伝え信用を担保する、コーポレートサイトとは。

Introduction

企業の信用を担保する「コーポレートサイト(企業ホームページ)」

コーポレートサイト(企業ホームページ)は、既存顧客や潜在客はもちろんのこと、株主や投資家、役員及び従業員、新卒学生や中途求職者、マスコミなどのメディア関係者など、事業に関わるすべてのステークホルダーが対象ユーザーとなり、あらゆる目的でサイトを閲覧することが想定されます。
このことから、コーポレートサイト制作時は、多様な閲覧ユーザーを視野に入れ、あらゆる企業・事業情報をもれなく公開することで企業の信用を担保すると共に、自社優位性の訴求を行い、ユーザーとの信頼関係を構築していくことが大切です。また、コーポレートサイトは、信頼ある企業情報を世界中に瞬時に発信できる唯一無二の媒体であるため、制作時にはユーザー視点で使いやすく、見やすく、分かりやすいサイト設計と情報構成を行うと共に、企業のブランドイメージが直感的に伝わるデザイン設計が不可欠です。

「伝え方」と「伝わり方」を検証し「言葉の最適化」を図る

企業側の伝えたいメッセージが「ターゲットに正しく伝わっているか」は、企業ブランディングにおいて最も重要なポイントだと言えます。だからこそ、他社との差別化を図るブランディングにおいて、初めに行うべきは「自社の強み」の明文化です。「他社との違い」を伝えるためには、明確な言葉を紡ぎ出し、誤解なくまっすぐ伝わるメッセージとして言語化しなければなりません。Webサイト制作=Webサイトデザインではなく、まずは「何を言うのか」「どう伝えるのか」を検討すると同時に、「どう伝わったか」の検証を繰り返し「言葉の最適化」を図ることが大切です。

企業ブランドを「正しく伝える」Webデザイン

企業ブランディングにおいてデザインは、課題解決に向けた情報伝達手段のひとつです。そして、企業の経営理念や運営方針を言語化したものがブランドメッセージであり、デザインで可視化したものがブランドデザインです。好き・嫌いなど、個人の主観ではなく、企業のブランドらしさを具現化のが、私たちパドルデザインカンパニーのデザインです。企業側の伝えたいことが「デザインで正しく伝わっているか」を評価基準に、時代のトレンドやクライアント企業の文化・風土を加味し、他社との差別化を念頭に置いたWebデザインをご提案します。

制作事例01|広告業|株式会社電通エルフトアーキテクト 様

同社は、国内大手企業を支援するECマーケティングのプロ集団。EC・通販事業の戦略立案に特化しており、プロモーションメニューの決定、デザイン改修などの前にまず全体の戦略を立案し、これまでの蓄積された成功事例をもとに成果を上げることをコミットしています。
そんな同社のコーポレートサイトは、自社が掲げるバリュー(価値観)が社会に良い影響を与えていく様を「波」をモチーフに表現。画像や背景デザインに波紋のアニメーションを加えました。ファーストビューのループ動画では、仕事にプライベートにさまざまなことに挑戦することで社員の成長を促す同社の姿勢を映像化しました。

株式会社電通エルフトアーキテクト コーポレートサイト

制作事例02|製造業|新光ネームプレート株式会社 様

新光ネームプレートは、70年にわたり培われてきた成形技術を応用し、自動車業界を中心に企業の象徴となる「エンブレム」をつくる技術集団。近年では、安全運転支援のためのミリ波レーダー(車両・歩行者認識)用のエンブレム技術をいち早く確立し、常に時代の先を見据えたものづくりに挑戦しています。2007年には、日本メーカーだけではなく海外メーカーにまで受注を伸ばし、タイ・バンコクをはじめとした世界各国に事業を拡大し続けています。
そんな同社のコーポレートサイトでは、主要製品である「エンブレム」をキービジュアルに、高品質な各種製品とその品質を裏付ける最先端の技術を紹介。自動車業界のエンブレム製造において、“国内シェアNo.1”という圧倒的実績を、製品を中心にシンプルにデザインしています。併設される周年記念サイトでは、先代から受け継がれてきた企業姿勢やキーマンインタビューを軸に、新光ネームプレートの軌跡とものづくりに対するスピリットを伝えています。

新光ネームプレート株式会社 コーポレートサイト

制作事例03|IT・情報通信業|株式会社ビー・エス・エス 様

三井物産グループとして、主にグループ企業に対するITコンサルティング、IT環境導入・構築支援、情報システムの提供などを行い、ビジネスの成長と企業価値向上をサポートするビー・エス・エス。多様な技術者が在籍し、あらゆる角度からIT支援を行うほか、ビジネスプロセスの最適化やビジネスモデルの変革を行い、新ビジネスの創造並びにデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
2018年にWebサイトのリニューアルを担当させて頂きましたが、今後の営業展開を見据え、支援メニューや支援事例を再整理し、要点を簡潔に伝えるためのWebサイトリニューアルを再度担当させて頂きました。以前まで、支援メニューだけでも数十ページにわたるボリュームでしたが、今回のリニューアルでは4つのサービスに集約。また、支援事例も3点に絞り込み、同社のサービスがより直感的に伝わるよう図解なども掲載しました。親会社の三井物産に準拠したデザインで、グループ企業であることを伝えると共に、企業情報を充実することで信用度アップ図ります。

株式会社ビー・エス・エス コーポレートサイト

制作事例04|IT・情報通信業|IT FORCE株式会社 様

システム開発会社として、多業種にわたるクライアントのビジネス課題を解決するITFORCE。変化の激しいビジネス環境において、クライアントや社会のニーズを把握した上で「戦略があるDX」を実現しています。2014年以降は、Salesforceのコンサルティングパートナーとして、150社以上に及ぶ企業へSalesforceの導入支援を実施。製品やサービス、そして熱い想いで、社会と人々の生活に変革を起こしています。
そんな同社の強みである「技術力・コンサルティング力の高さ」、また魅力でもある「熱い想い」が伝わるWebサイトを制作。ファーストビューでは端的にコンセプト訴求し、強さや勢いが伝わるよう、スピーディーな情報伝達を意識したコピー及びデザインとしました。

IT FORCE株式会社 コーポレートサイト

制作事例05|不動産業|山口不動産株式会社 様

東京・大塚の街で代々不動産業を営む山口不動産。CEOに就任した武藤浩司氏が立ち上げた「ba project」は、星野リゾートの都市型ホテルを誘致したことで大きな話題となりました。武藤氏、そして「ba project」の根底にあるのは、かつて東京随一の花街としても知られた大塚に、にぎわいを取り戻すこと。その熱い思いに共感する多くの人や企業を巻き込みながら、大塚の街の革新を進めています。
そんな同社から頂いたご要望「企業よりもプロジェクト内容を前面に出して伝えたい」を踏まえ、TOPページからbaプロジェクトを全面的に訴求。ロゴのブラックを基調に、本物志向をイメージさせるデザインとしました。企業紹介ページは誠実に情報を網羅し、代表紹介ページはいわゆる「ごあいさつ」ではなく、武藤CEOの思いを自身の言葉でしっかりと語っていただくインタビューページとしました。

山口不動産株式会社 コーポレートサイト

制作事例06|食品製造業|株式会社営洋 様

創業から50年に渡り、即席麺などに使われる乾燥具材の製造・開発を行う営洋。乾燥カマボコで精緻なキャラクター製品を製造できる高度な独自技術を有し、国内シェアNo.1を誇ります。高度な技術は世界でも高く評価され、世界中のさまざまな国から多数の問い合わせを受けるほど。現在は、海洋資源の問題や健康志向を鑑み、大豆たんぱくを利用した魚肉風練り製品の開発環境にも着手し、企業理念である乾燥食品のスペシャリストを目指して事業展開を行っています。
そんな同社のコーポレートサイトでは、国内に流通しているカップ麺のほとんどに営洋の乾燥具材が入っているという事実から、TOPのスクロールに合わせてカップ麺のフタが開いていくギミックを施し優位性を訴求。「おいしさとたのしさを、世界へ。」というコピーのもと、乾燥具材の持つ魅力が伝わるような構成を心がけました。製品に合わせた製法の紹介や、安心・安全の取り組み、採用情報など、営洋の魅力を余すことなく紹介しています。

株式会社営洋 コーポレートサイト

制作事例07|製造業|イーゲート株式会社 様

繊維産業の盛んな福井県で、下着やスポーツウェアの製造・販売、またテキスタイル事業を営むイーゲート。同社の根底には「美しい製品を提供したい」という信念があります。その美しさとはデザインはもちろん、心地よい素材の開発など、身につけた人が心地よく毎日を生きられること。同社のミッション「The gateway to the world」という言葉には、そんな美しいジャパンクオリティを世界の人々に提供していくという意志が込められています。
そんな同社のコーポレートサイト制作では、福井にあるオフィスや工場をくまなく撮影し、充実した生産設備や、熟練のスタッフが手をかけて丁寧に製品を作り上げていることが伝わるよう構成しました。また既存のサイトで多用されていたコーポレートカラーをポイントで使い、余白を生かすことで視認性を高めるとともに、アパレルメーカーとしての感度の高さをアピールしました。

イーゲート株式会社 コーポレートサイト

制作事例08|建築・設備業|CAグループ 様

商業店舗の企画設計・内装施工事業を中核に、商環境の未来を切り拓くCAグループ。商環境を取り巻くサービスをワンストップで提供できるよう、人材派遣事業、人材紹介事業、人材教育事業、飲食事業、ベーカリー事業、海外事業、トレード事業など、CAグループ企業・国内外12社で連携したサービスを提供しています。企業向け(B2B)サービスだけでなく、個人向け(B2C)サービスも数多く展開し、お客様のあらゆるキタイに応えています。
そんな同社からご依頼いただいたブランディング・プロジェクトは、上位概念となるCIの再定義に向け、ブランドコンセプト開発から着手。CIが定義されることで、ブランドデザインのあり方やメッセージのアウトラインが浮かび上がり、コーポレートサイト、及び採用案内サイト制作に向けた企画設計の基軸をつくりました。また、採用サイト内で公開される採用案内動画においても、CI準拠を念頭に企画・シナリオを構成し、撮影・編集を実施。「商環境の未来を切り拓く。」のブランドコンセプトのもと、CI/VI構築を行いました。

CAグループ コーポレートサイト

制作事例09|製造業|鎌ケ谷巧業株式会社 様

千葉県内5拠点、新潟県内3拠点を構え、建築鉄骨の加工事業を手がける鎌ケ谷巧業株式会社。「巧」の技による高品質なものづくりに加え、最新鋭の設備を導入した工場の開設や設計のコンピュータ化を図り、時代のニーズに迅速に対応する体制を整えています。
そんな同社からご依頼いただいたブランディング・プロジェクトは「GO NEXT 50」リブランディング・プロジェクト」と命名し、次の50年に向けたCI/VI開発に着手。キーマンインタビューと全従業員を対象とした社内アンケートからスタートし、鎌ケ谷巧業の「今の姿」「ありたい姿」「求められている姿」を抽出。ブランドステートメント「まっすぐ、強く。」を開発しました。 開発したブランドステートメントは、タグラインとしても活用し、コーポレートサイト、採用サイト、会社案内パンフレット、ブランドムービーほか、あらゆるコミュニケーションツールで発信。「巧」の技でものづくりに挑む鎌ケ谷巧業のアイデンティティが、すべての制作物に凝縮されています。

鎌ケ谷巧業株式会社 コーポレートサイト

制作事例10|アパレル・装飾業|株式会社アバンティ 様

「子どもたちに明るくきれいな地球をのこす」という想いのもと、オーガニックコットンを使ったサスティナブルなビジネスを展開している株式会社アバンティ。創業者・渡邊 智惠子氏は、日本に初めてオーガニックコットンを広めたパイオニアとしても有名です。オリジナルブランド「PRISTIN」はメイドインジャパンにこだわった心地よいライフスタイルブランドとして支持を集めています。また日本の繊維自給率を上げるための「国産綿復活プロジェクト」や被災地などでの仕事づくりを進める「雇用創出プロジェクト」をはじめ、ソーシャル活動にも積極的に取り組んでいます。
そんな同社のコーポレートサイト制作では、既存サイトに掲載された内容をわかりやすく整理し、企業のビジョンがしっかりと伝わるよう情報構成を徹底して行いました。制作時には打ち合わせを重ね、企業の軸にある想いをくみとりながら、ひとめで信念が伝わるデザインに。フォントやデザインの細かなあしらいにもこだわり、「企業の色」を全面に出すコーポレートサイトに仕上げました。

株式会社アバンティ コーポレートサイト

制作事例11|IT・情報通信業|株式会社エフ・コード 様

「マーケティングテクノロジーで世界を豊かに」をミッションに掲げ、Webマーケティング領域で活躍するエフ・コード。発見から関係づくり、購入・体験まで、マーケティングの各領域においてデータを科学し、ユーザー体験を設計する包括的なWebコンサルティングサービスを行うほか、SaaS事業ではマーケティングプラットフォーム「CODE Marketing Cloud」を提供し、日本国内はもちろん、世界中の経済活動に貢献しています。
今回のプロジェクトでは、ブランドメッセージ「Connect & Delight」の具現化に向け、ロゴ制作から着手。企業VIの基軸となるロゴをデザインすることで、企業ブランドのトーン&マナーを定義しました。コーポレートサイトは、シンプルながらも有機的な動きのあるアニメーションを採用。サイト全体をシンプルかつ洗練されたデザインに仕上げることで、エフ・コードのマーケティングテクノロジーを伝えています。

株式会社エフ・コード コーポレートサイト

制作事例12|不動産業|株式会社シティホームズ 様

東京都心に、投資用収益商業ビル「ザ・シティ」シリーズ、一棟収益マンション「クラシティ」シリーズを開発する投資用不動産デベロッパー「株式会社シティホームズ」。「東京の未来とお客様の明るい未来を創る」をビジョンに掲げ、価値ある不動産開発を行う。不動産業と飲食事業で培ったノウハウをコラボレーションさせ、不動産価値が安定している「都心の駅近立地」や、長期の減価償却が可能な「新築」にこだわり、安定した収益性と高い資産価値で将来性の見込める、優位性の高い収益不動産を企画・開発し続けています。
そんな同社のWebサイトは、自社ブランド「ザ・シティ」シリーズ、「クラシティ」シリーズのブランド訴求に加え、keyビジュアルには動画を起用し、東京の街をつくる不動産デベロッパーであることを意識させるデザインとしました。事業案内では、不動産再生事業「バリューアップ」の3つのコア事業を訴求します。
中長期的なサイト運用を見越したサイト設計は、販売中物件・開発中物件・売却済み物件などの物件情報をリアルタイムで発信できるよう、全てのページをCMS構築しました。さらには、テナント募集情報においてもCMS構築し、企業・商品としてのブランド訴求だけでなく、営業をサポートするコーポレートサイトに仕上げています。

株式会社シティホームズ コーポレートサイト

制作事例13|IT・情報通信業|ザイオソフト株式会社 様

医用画像処理ソフトウェア・ハードウェアの開発・販売を行うザイオソフト株式会社。3D医用画像処理ワークステーション「Ziostation2」をはじめ、3D医用画像処理ソフトウェア「ZioCube」、4次元画像解析技術「PhyZiodynamics」を実用化した「PhyZio Maker」「PhyZio Maker Server」などの開発・販売を行っています。「ソフトウェア技術で医療に革新を」のビジョンを掲げ、常に新しい技術にチャレンジし続けることで、本当に必要とされる製品をつくり続けています。
今回のWeb制作において最大のポイントとなったのが、1つのドメイン以下に5つのTOPページを構える点にあります。コーポレートサイトのTOPページを第一階層として、第二階層には「Ziostation2の製品サイト」「ZioCubeの製品サイト」「採用案内サイト」「20周年記念サイト」と4つのTOPページへと遷移する導線を設けています。目的や役割別にTOPを設け、ユーザビリティの最適化を図ると共に、ザイオソフトのデザイン統一を念頭にVI開発を行いました。

ザイオソフト株式会社 コーポレートサイト

制作事例14|製造業|株式会社石垣 様

1960年の設立より、濾過器・脱水機、ポンプ等の製造・販売、上下水道プラント・ポンプ設備の設計・施工などを行う専門メーカー石垣。東京本社を基点に、全国各地に支店・営業所を構え、香川県坂出市で製品開発・製造を行っています。その技術の高さは広く認められており、「日本産業機械工業会会長賞」をはじめとする多くの表彰を受けています。
そんな同社のWebリニューアルプロジェクトは、技術とサービス、そして石垣で働くプロフェッショナルたちの姿をデザインし、企業のブランド価値を高めることを目標に企画・設計に着手。一般消費者に直接的な関係の薄い工業製品ですが、すべてのステークホルダーに技術と品質、そして石垣らしさが伝わるよう、コーポレートお及び採用サイトのキービジュアルを動画で構成。写真では伝えきれない空気感を、臨場感のある動画で伝えています。また、採用サイトでは多くの技術者を紹介し、そしてそこで働くプロフェッショナル達のプライドをデザインしました。

株式会社石垣 コーポレートサイト

透明性のある企業経営と活動報告のプラットフォームに。

コーポレートサイト(企業ホームページ)は一般的に、お客様、従業員、株主、仕入先、得意先、地域社会、行政機関などのステークホルダーに向けた情報開示のために公開されますが、その主な目的は「信用の担保」であると言えます。できる限り多くの情報をステークホルダーに正しく開示することで透明性のある企業であることを伝え、その活用を逐一報告することで、活発な企業活動の訴求から安心や信用を生み出していきます。 また、UI(ユーザー・インターフェイス)を正しくデザインすることでユーザビリティ(使い勝手)を高め、直感的でストレスのない導線設計を行うことでユーザの信頼度を高めていきます。これらの取り組みが、ステークホルダーとの良好な関係を構築し、企業の信用の担保へとつなげていきます。