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パンフレットに強い制作会社6選!
パンフレットは、身近なブランディングツール。
実績豊富で、信頼できる制作会社の選び方を解説します。
記憶に残るパンフレット制作のパートナーの選び方
企業のブランディングや販促戦略において、パンフレットは今なお欠かせないツールです。しかし「どの制作会社に依頼すればよいか」と悩むマーケティング担当者や広報担当者は多いことでしょう。この記事では、実績豊富で信頼できるパンフレットの制作会社を厳選して6社ご紹介します。制作会社の選び方やよくある課題、メリットまで丁寧に解説し、貴社に最適なパートナー選びをサポートします。

現代のパンフレットの価値とは?
パンフレットは、企業や製品、サービスに関する情報を効果的に伝えるための重要なマーケティングツールです。デジタル化が進む現代においても、手元に残る「物理的な情報」の価値は依然として高く、展示会や商談の場で手渡されたパンフレットは、後から情報を確認したり、社内で共有したりする際に役立ちます。実際に手に取って読めるパンフレットは、視覚だけでなく触覚にも訴えかけるため、記憶に残りやすいという強みがあります。パンフレットのデザイン、紙質、印刷の質、あらゆる要素が企業の専門性や信頼性を物語るため、企業のブランドイメージに寄与します。
パンフレット制作における4つの課題

パンフレット制作において、多くの企業が共通の課題に直面しています。これらの課題を理解し、適切なポイントを押さえることが、効果的なパンフレット制作の鍵となります。
【課題1】情報の羅列に終始してしまう
自社の強みをすべて詰め込みたくなるあまり、文章やデータをただ並べただけのパンフレットになってしまうことはよくあります。読み手にとっては「結局何が伝えたいのか」が分かりにくく、印象に残らず、行動にもつながりません。パンフレットで伝えるべき内容なのか(webサイトとの棲み分けができるか)を考慮すること、全体を貫くメッセージを固めることが大切です。
【課題2】デザインが古く、ターゲット層に響かない
デザインや仕様にはトレンドが存在します。時代遅れのデザインや、ターゲット層の心に響かないデザインでは、製品・サービスの魅力を最大限に引き出すことができません。また、企業イメージを反映するトンマナを実現できなければ、企業のイメージダウンにも繋がりかねません。「デザインで表現できること」は、数多くあります。
【課題3】制作期間が長く、機会損失が発生する
スケジュール管理がうまくいかないと社内確認や差し戻しが続き、初稿から納品まで予想以上の時間がかかってしまいます。発売日やイベントに間に合わせることができなくなり、広告・PRとの連動も崩れることに。正しい段取りと意思決定基準がなければ、売上チャンスを自ら手放す結果になります。
【課題4】社内での意見調整が難しい
複数の部署や関係者からの意見をまとめるのが難しく、制作が停滞してしまうケースも多く見られます。読み手視点より社内都合が前面に出てしまうと、結局“誰にも刺さらない一冊”になりがちです。合意形成のルールと決裁の軸を先に決めることが、品質とスケジュールを守る近道です。
パンフレット制作でおさえたい5つのポイント

パンフレットは、企業や商品・サービスの魅力を直接伝えるための重要なコミュニケーションツールです。しかし、ただ情報を並べるだけでは効果は限定的で、読み手の心に届きにくくなります。ターゲットに合わせた設計やデザインの工夫を取り入れることで、初めて「伝わる」「行動につながる」パンフレットになります。ここでは、効果的なパンフレット制作のために押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。
【ポイント1】ターゲットと目的を明確化する
採用、商品PR、企業案内など、目的とターゲットはすべて異なります。制作するパンフレットで誰に、何を伝えたいのか、どのような行動を促したいのかをまず明確にすることが大切です。ターゲットのペルソナをできる限り深掘りし、ニーズや関心事を深く理解することで、響くコンテンツを作成できます。
【ポイント2】情報を整理し優先順位を付ける
伝えたい情報をすべて盛り込むのではなく、本当に重要な情報に絞り込み、読者が理解しやすいように整理することが大切です。パンフレット以外の媒体(Webサイト、SNSなど)との棲み分けを目指した情報精査をしましょう。情報の階層化や、デザイン・仕様による視覚的な工夫も効果的です。
【ポイント3】デザインの一貫性を保つ
デザインは単なる装飾ではなく、パンフレットをブランディングツールのひとつとして機能させる役割があります。パンフレット制作時は企業のロゴ、カラー、フォントなどを一貫して使用し、統一されたブランドイメージを構築しましょう。企業らしさを伝え、メッセージを伝えるためにデザインを活用します。
【ポイント4】ストーリーテリングを導入する
企業や製品・サービスは、ただ羅列するのではなくそれぞれの「ストーリー」を語るように情報を構成することで、読者の感情に訴えかけ、記憶に残りやすくなります。特にサービスをアピールするには、ケーススタディとしてお客様の成功事例やサービスを利用したことへの感想などを盛り込むのも効果的です。
【ポイント5】行動喚起(CTA)を明確に示す
パンフレットを読んだ後に、読者にどのような行動をしてほしいのか(例:Webサイトへのアクセス、問い合わせ、来店など)を明確に示し、具体的な方法を記載しましょう。これらのポイントを押さえることで、単なる情報媒体ではない、企業の強力な営業ツールとしてのパンフレットを制作することが可能になります。
プロに依頼する4つのメリット

パンフレット制作を成功させるためには、社内だけで完結させるのではなく、専門的な知識と豊富な経験を持つプロに依頼することが効果的です。制作会社に依頼することで、デザインやコンテンツの質が向上するだけでなく、戦略的な提案や効率的な進行管理、そして専門的なノウハウを活かした差別化も可能になります。ここでは、プロに依頼することで得られる4つの大きなメリットをご紹介します。
【メリット1】高品質なデザインとコンテンツを制作できる
専門のデザイナーやライターがターゲット層やパンフレット制作の目的などをヒアリングし、高品質なデザインと、的確にターゲットに届く魅力的なコンテンツを制作します。デザインのトンマナを揃えることで企業のブランドイメージを正確に表現し、視覚的・情報的に優れたパンフレット制作を実現します。
【メリット2】戦略的な視点からの提案がある
制作会社は、パンフレットを単なる印刷物としてではなく、マーケティング戦略の一部として捉えるため、企業の課題を確認し、目的達成のためのパンフレット制作を目指します。必要であれば市場調査や競合分析を行い、媒体提案を含めて効果的な訴求方法をアドバイスしてくれるでしょう。
【メリット3】制作プロセスが効率化する
企画からデザイン、印刷、納品までの全工程をスムーズに進行管理できるのが制作会社に依頼する大きなメリットのひとつです。これらを自社で行うには大変な非効率が生じるため、外注することにより社内リソースを他の業務に集中させることで、時間とコストの効率化につながります。
【メリット4】専門知識とノウハウを活用できる
制作会社には過去の豊富な制作実績から得られた知見やノウハウがあります。様々な業界やターゲットに合わせ、トレンドも加味した最適なパンフレット制作が可能です。また印刷技術や紙質、加工に関する専門的なアドバイスも期待でき、「他者とは一味違う」インパクトあるパンフレット制作も可能です。
最適な制作会社選び、4つのポイント

パンフレット制作の成否を大きく左右するのが「制作会社選び」です。数多くの会社が存在する中で、自社に合ったパートナーを選べるかどうかは、成果物のクオリティや効果に直結します。実績や得意分野、提案力や費用の妥当性など、見極めるべきポイントを意識することで、安心して任せられる制作会社と出会うことができます。ここでは、最適な制作会社を選ぶための4つのポイントをご紹介します。
【ポイント1】実績や得意分野が合致するか
これまでの制作実績を確認し、自社の業界や制作したいパンフレットの種類(会社案内、製品カタログ、採用パンフレットなど)と合致する専門性や経験があるかを確認します。会社により得意とする業界があるので、詳しく聞くことをおすすめします。ポートフォリオを参考に、デザインのテイストやクオリティもチェックしましょう。
【ポイント2】提案力とコミュニケーションは十分か
初回の打ち合わせは見極めの大切なポイントです。自社の課題を深く理解しようとしているか、具体的な解決策や魅力的なアイデアを提案してくれるか、コミュニケーションに齟齬が出ないかなどを見極めます。制作期間窓口となる担当者とのコミュニケーションがスムーズに行えるかどうかも重要な要素です。
【ポイント3】費用と品質とのバランスは妥当か
費用体系が明確で、見積もりの内訳が具体的に示されているかを確認します。値段の安さだけで選ぶのではなく、提案内容や品質とのバランス大切です。言い値で引き受ける制作会社には注意し、提案数や制作期間、校正回数などを確認しましょう。
【ポイント4】サポート体制と納期は問題ないか
制作期間中の進捗報告や修正対応など、どのようなサポートが受けられるのかを確認しましょう。そして希望する納期に向けたスケジュールに無理がないかをすり合わせ、安全に制作が行えるようにしましょう。
パンフレット制作に強い制作会社6選

ここでは、パンフレット制作において高い専門性と豊富な実績を持つ制作会社を6社ご紹介します。戦略を立て、質の高い構成・デザインを提案するのが最適なパートナーです。それぞれの強みや対応領域、実績もあわせてチェックし、自社の課題や目的に合った最適なパートナー選びの参考にしてください。
1.パドルデザインカンパニー株式会社
◉強み
内製化された多職種体制で、会社案内・パンフレット・カタログ・リーフレットなどの企画・デザイン・印刷まで一括対応。ブランドの言語化からロゴ制作、Webサイト、動画制作など、オンライン・オフラインの境なく対応可能で多角的な制作力を持つブランディング会社です。
◉主な実績
2000年の設立より2000社を超える取引社数と、4000件を超える制作実績を有するブランディング会社。会社案内、パンフレット、カタログ、リーフレットなどの紙媒体はもちろん、コーポレートサイト、採用サイトなどのWeb制作や、実写・アニメーションなどの動画制作に至るまで、ブランディングを得意とするクリエイティブカンパニーです。
ブランディング制作実績
Webサイト制作実績
動画制作実績
パンフレット制作実績
カタログ制作実績
リーフレット制作実績

2.アイムアンドカンパニー株式会社
◉強み
創業25年、のべ2,000社以上、3,000を超える実績。お客様との直取引にこだわる完全独立系のクリエイティブエージェンシーです。
◉実績
製造業、建設業、商社、ITシステム、学校、法律・士業、コンサル、福祉・医療等、ほぼ全業種にわたる取引実績あり

3.パンフレット制作ラボ(有限会社タロウズ)
◉強み
フルオーダーメイドのパンフレットデザイン。HPとパンフレットの制作がパックになった「まるごとおまかせパック」など、明瞭かつリーズナブルな料金体系です。
◉実績
業種別の多様な制作事例をサイト内で紹介しています。

4.パンフレット制作.jp(株式会社クエストデザイン)
◉強み
パンフレット・チラシ・リーフレット等を低価格かつ高品質で提供するオーダーメイド制作に強みあり。学校案内などの実例も豊富です。
◉実績
東京薬科大学、駿台トラベル&ホテル専門学校など教育機関向けパンフレット制作実績があります。

5.ロフティーデザイン(株式会社ロフティー)
◉強み
“見やすく、美しく、分かりやすいデザイン”をコンセプトに、パンフレット・チラシ制作から、LINEスタンプ、動画制作、ホームページ制作まで、適正価格で提供。
◉実績
経済産業省、厚生労働省など省庁案件多数。採用案内や企業パンフレット実例あり

6.100人のデザイナー(JAZYブランディング株式会社)
◉強み
厳選された100名以上のデザイナーによるコンペ形式で、平均5.8案の提案が可能という新しい仕組みの制作会社
◉実績
病院・クリニック、大学・学校案内、製造業・装置メーカー(金型、機械装置、包装資材)、コンサル、不動産、ITシステムなど多彩な業種の実績があります。

パンフレット制作のよくある質問

パンフレット制作を検討されるお客様からは、「費用はどれくらい?」「納期はどのくらいかかる?」「素材は自分で用意する必要がある?」といったご質問を多くいただきます。ここでは、初めて制作を依頼する方にも分かりやすいように、パンフレット制作に関する代表的な疑問とその回答をまとめました。制作をスムーズに進め、納得のいく成果物を得るための参考にしていただければ幸いです。
Q1.パンフレット制作の費用はどのくらいかかりますか?
パンフレット制作の費用は、ページ数、デザインの複雑さ、写真撮影の有無、原稿作成の有無、印刷部数、紙質、特殊加工の有無など、様々な要素によって大きく変動します。数万円から数百万円かかる大規模なものまで幅広いです。詳細な見積もりは、制作会社に具体的な要望を伝えて相談することをおすすめします。複数の制作会社から相見積もりを取ることで、費用感を把握しやすくなります。
Q2.パンフレット制作にかかる期間はどのくらいですか?
パンフレット制作にかかる期間も、内容のボリュームや複雑さ、制作会社のスケジュールによって異なります。一般的には、企画・構成からデザイン、原稿作成、印刷、納品まで含めると、2週間〜3ヶ月程度が目安となります。急ぎの場合は、短納期に対応可能な制作会社もありますので、事前に相談してみましょう。余裕を持ったスケジュールで制作を進めることが、クオリティの高いパンフレットを完成させるポイントとなります。
Q3.原稿や写真素材は自分で用意する必要がありますか?
基本的には、貴社で用意できる情報(企業情報、製品情報、既存のテキストや写真など)を提供いただくことで、制作がスムーズに進みます。しかし、多くの制作会社では、専門のライターによる原稿作成や、プロのカメラマンによる写真撮影サービスも提供しています。より質の高いパンフレットを制作するためには、プロに任せることも検討すると良いでしょう。事前に制作会社に相談し、どこまでサポートしてもらえるかを確認してください。
Q4.パンフレットはデジタルデータでも活用できますか?
パンフレットはデジタルデータとしても大いに活用できます。完成したパンフレットのPDFデータをWebサイトに掲載したり、メールで送信したりすることで、より多くの人に情報を届けることができます。デジタルパンフレットは、印刷コストを抑えつつ、情報拡散の幅を広げる有効な手段です。また、Webサイトと連携させることで、オンラインでの資料請求や問い合わせに繋げることも可能です。多くの制作会社が、印刷用データだけでなく、Web用の軽量データも提供しています。
Q5.パンフレット制作後の効果測定はどのように行えばよいですか?
パンフレットの効果測定は、その目的によって様々な方法があります。例えば、QRコードを掲載して特定のランディングページへのアクセス数を計測したり、パンフレットを見た顧客からの問い合わせ数を記録したりする方法があります。また、アンケート調査を実施して、パンフレットの内容がどれだけ理解され、行動に繋がったかを測ることも有効です。配布場所や配布数を記録し、営業担当者からのフィードバックも参考にすることで、次回のパンフレット制作に活かすことができます。
事前に準備しておきたいこと

パンフレット制作をスムーズに進め、より効果的な成果物を得るためには、制作会社に依頼する前にいくつか準備しておくべきことがあります。これらの準備は、制作会社とのコミュニケーションを円滑にし、貴社の要望を正確に伝える上で非常に重要です。
【準備1】パンフレット制作の目的を明確にする
まずは「このパンフレットで何を達成したいのか」をはっきりさせましょう。採用活動に使うのか、製品・サービスをPRするのか、企業全体のブランドを伝えるのかによって、構成やデザイン、訴求の方向性は大きく変わります。目的が曖昧だと訴求力が弱まり、効果を発揮できなくなるため、最初に整理しておくことが重要です。
【準備2】ターゲット層を具体的に設定する
パンフレットを「誰に読んでもらうのか」を明確にすることで、表現方法やデザインのトーンが決まります。年齢・性別・職業・価値観などを細かく想定した「ペルソナ」を設定するのがおすすめです。ターゲット像が具体的であるほど、響く言葉選びや最適な情報設計が可能になります。
【準備3】予算と納期を検討する
制作会社に依頼する際には、予算と希望納期をある程度決めておく必要があります。限られたコストで最大の効果を得るには、事前に優先順位をつけ、譲れない要素と調整可能な要素を明確にしておくことが大切です。また、希望納期に余裕を持たせることで、修正やブラッシュアップの時間を確保できます。
【準備4】盛り込みたい情報や素材を整理する
会社概要、事業内容、商品情報、採用情報、写真や図版など、パンフレットに盛り込みたい情報や素材を事前に準備しておきましょう。原稿や写真を整理しておくと、制作会社との打ち合わせがスムーズになり、完成度の高いパンフレット制作につながります。
【準備5】参考となるパンフレットやデザインのイメージを伝える
「こういう雰囲気にしたい」「このテイストは避けたい」といった参考事例を示すことで、制作会社に具体的なイメージを共有できます。既存のパンフレットやWebサイト、競合他社の資料などを見せながら希望を伝えると、デザインの方向性が早期に固まり、ミスマッチを防ぐことができます。
まとめ:プロと作る、成果につながるパンフレット
効果的なパンフレットを制作するためには、ターゲットと目的を明確にし、情報を整理し、魅力的なデザインとストーリーテリングを組み合わせることが重要です。そして、これらの要素を高いレベルで実現するためには、専門知識と豊富な経験を持つプロのパンフレット制作会社に依頼することが最も確実な方法です。ぜひ、信頼できる制作会社と共に、記憶に残る魅力的なパンフレットを制作し、貴社のブランディングとビジネスを成功させてください。
ブランディングチーム
パドルデザインカンパニーには、プロジェクト全体を統括するプロデューサーやブランディングディレクターをはじめ、コピーライター、エディトリアルライター、アートディレクター、ブランドデザイナー、Webデザイナー、映像ディレクターなどが在籍し、プロジェクト毎に最適なチーム編成を行うことでブランドを最適解へと導いていきます。
記事制作/プロデューサー
ご相談や課題を受け、実施プランの策定やプロジェクトの大まかなスケジュールなどを策定します。また、プロジェクトのゴール設定やマーケティング環境分析、市場分析などを行い、市場で勝ち抜くブランド戦略提案などを行います。
Producer
CEO 豊田 善治
東京のブランディング会社

パドルデザインカンパニーは、5職種で編成されたブランディングカンパニー。ブランドコンサルティングとデザイン会社の両側面を持ち合わせ、クライアントの課題に実直に向き合います。南青山に構える本社を主な拠点に、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3件を中心に、北海道から沖縄まで全国対応可能です。