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企業ブランディングが得意な制作会社5選!
価値を見える化し、選ばれる企業へ。
成果につながるパートナー企業の選び方を徹底解説します。
企業ブランディングの効果・メリットから実績豊富な5社を厳選
「企業の強みがうまく伝わらない」「競合と差別化できていない」そんなお悩みの解決には、企業ブランディングが有効です。 “何を伝えるか”より“どう伝えるか”が問われているいま必要なのは、企業の価値やビジョンを可視化し、社内外に一貫して届ける企業ブランディングです。とはいえ、社内だけで戦略から表現までを完結させるのは簡単ではありません。信頼できるプロのパートナーと組むことで、ブランドの本質を明確にし、事業成長にもつながるブランディングが実現できます。本記事では、企業ブランディングを外注するメリットやパートナー選びのポイント、そして実績豊富なおすすめ企業5社をご紹介します。
企業ブランディングの必要性
企業ブランディングとは、単にロゴやデザインを整えることではありません。企業の「存在意義」や「価値観」「未来へのビジョン」を社内外に一貫して伝えるための戦略的な活動です。市場の成熟化、差別化の難しさ、採用難など、企業を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。そんな中で、自社の強みや世界観を明確に打ち出し、「選ばれる理由」をつくるためには、戦略的なブランディングが欠かせません。
企業ブランディングがもたらす5つの主な効果

強固なブランドは、顧客や求職者、投資家、ビジネスパートナーといったあらゆるステークホルダーに信頼と共感をもたらし、企業価値の向上に直結します。さらに、競争が激化する市場環境において、自社ならではの魅力を確立し、長期的な成長基盤を築くうえで欠かせない要素となります。ここでは、企業ブランディングがもたらす代表的な4つの効果を紹介します。
【効果1】他社との差別化
自社の理念・価値観・強みを明確に言語化し、それをビジュアルやストーリーとして表現することで、市場の中で埋もれない“自社らしさ”を確立できます。単なる商品やサービスの特徴だけでなく、「なぜその事業を行っているのか」という背景や姿勢まで伝えることで、競合と明確に区別され、選ばれる理由を強固にできます。結果として、価格や機能だけでは測れないブランドの魅力が、顧客の選択基準として働きます。
【効果2】顧客の信頼やロイヤルティ(忠誠心)を高める
ブランドが一貫性を持って顧客に接することで、安心感や信頼感が蓄積され、長期的な関係構築につながります。商品やサービスの利用体験、広告や広報、店舗やWebサイトなど、あらゆる接点で同じ世界観やメッセージを感じられると、顧客はそのブランドに強い愛着を持ちます。こうして生まれた“ファン”は、多少の価格差や新規参入企業の登場があっても離れにくく、安定した売上や持続的成長を支える存在となります。
【効果3】採用活動に効く
ブランドが確立されている企業は、求職者にとって「ビジョンが明確で信頼できる企業」と映ります。また、採用ページや説明会で、企業文化や将来の方向性が一貫して語られていると、共感を抱いた人材が自然と集まります。こうして採用された人材は、入社後のミスマッチが少なく、理念や文化に沿った行動が取りやすいため、定着率向上にもつながります。結果的に、採用コストの削減や組織力の強化にも寄与します。
【効果4】社内の結束や信頼関係を強化し、協働体制を築く
インナーブランディングによって理念や価値観が社内に浸透すると、社員同士や部署間の信頼感が高まり、組織の一体感が生まれます。これにより、プロジェクト推進や部門横断の施策が円滑に進みやすくなります。さらに、共通の方向性を持つことで経営層から現場まで意思決定がスムーズになり、外部パートナーとの協業においても一貫性ある対応が可能になります。結果として、企業は社外に対しても信頼度の高い組織と評価され、採用やパートナーシップの面でも有利に働きます。
【効果5】資金調達やパートナーシップに有利
ブランド価値の高い企業は、その一貫した姿勢や信頼性によって、投資家や事業パートナーから高く評価されます。明確な理念と戦略性のあるブランディングは、事業の将来性や安定性を裏付ける材料となり、資金調達の場面でも好印象を与えます。また、強いブランドを持つ企業は、共同事業やアライアンスにおいても相手からの信頼を得やすく、有利な条件でパートナーシップを築くことができます。
ブランディングを外注する7つのメリット

ブランディングは、企業の理念や価値観を明確にし、それを社内外に一貫して伝えるための重要な経営施策です。しかし、社内だけで完結させようとすると、視点の偏りやリソース不足、専門知識の不足といった課題に直面することも少なくありません。そこで効果を発揮するのが、ブランディングの専門会社や外部パートナーとの協業です。外部の力を取り入れることで、客観的な分析や専門的ノウハウの活用、施策のスピードと質の向上が期待できます。ここでは、ブランディングを外注することで得られる代表的な7つのメリットをご紹介します。
【メリット1】第三者視点による客観的な分析ができる
社内だけでは見えにくい課題や隠れた強みも、外部パートナーならではの客観的な視点で浮き彫りにできます。第三者の立場だからこそ、自社では気づきにくい本質的な魅力や価値を引き出すことが可能です。さらに、競合分析やユーザー目線でのフィードバックも受けられるため、社内にはない多角的な視点と具体的な改善のヒントが得られる点は大きなメリットです。
【メリット2】専門的なノウハウを活用できる
ブランディングの専門会社は、戦略立案からデザイン・コピー開発、施策展開まで幅広い経験と知見を持っています。成功事例や最新トレンドを踏まえた提案を受けられるため、成果に直結しやすくなります。
【メリット3】社内リソースの負担軽減
企画立案や制作、進行管理などの負荷を外部に任せることで、社内メンバーはコア業務や意思決定に集中できます。特に中小企業や少人数の広報・人事部門にとっては大きなメリットです。
【メリット4】社員が動く仕組みづくりが可能
外部パートナーは、ワークショップや社内キャンペーンなど、社員を巻き込みながらブランドを浸透させる施策の設計に長けています。これにより、ブランドが単なる言葉やデザインに留まらず、日常の行動に結びつきやすくなります。
【メリット5】社外への発信力が高まる
社内浸透だけでなく、広告・広報・採用など外部向け施策との一貫性も高められます。結果として、社外の顧客・投資家・求職者に対するブランド発信の精度と効果が向上します。
【メリット6】世界観の統一・構築
ロゴ・コピー・映像・Webなど、さまざまな媒体にまたがるブランディング施策を、統一されたトーン&マナーで設計・制作することができます。一貫性のある世界観は、ブランドへの信頼感を高める要素になります。
【メリット7】戦略から制作までワンストップで対応
コンセプト設計やステークホルダーとのヒアリングから、実際の制作物のアウトプットまで、すべてを一気通貫で任せられるのもプロに依頼する魅力です。社内リソースを補いながら、ブランディングをスムーズに進行できます。
ブランディング会社選び 5つのポイント

企業や商品・サービスの魅力を的確に伝え、長期的な価値向上につなげるためには、パートナーとなるブランディング会社の選定が非常に重要です。しかし、ブランディング会社と一口にいっても、得意分野やアプローチ、進行スタイルは千差万別。自社の目的や課題に合わない会社を選んでしまうと、期待した成果が得られないばかりか、時間やコストを浪費するリスクもあります。そこで、ブランディングパートナーを選ぶ際に押さえておきたい5つの重要なポイントを解説します。
【ポイント1】得意な領域(デザイン/映像/編集など)
ブランディング会社と一口にいっても、得意分野は異なります。たとえば、社史や記念誌といった「編集系」に強い会社もあれば、ロゴやWeb、グラフィックデザインに特化した「ビジュアル系」、またはドキュメンタリー映像やインタビュー撮影が得意な「映像系」もあります。自社が何に重点を置くか(=何を軸にブランドを伝えたいか)を明確にした上で、その分野で実績とノウハウのある会社を選ぶことが成功への第一歩です。
【ポイント2】経営理念やビジョンへの理解力
企業ブランディングの本質は「見た目」ではなく、「企業の存在意義(パーパス)」や「未来像」をどう表現するかにあります。だからこそ、外注先には企業理念やビジョンを深く理解し、それを言語化・ビジュアル化する力が求められます。ヒアリング力や提案力に優れ、単なる制作請負ではなく、経営のパートナーとして共に考えてくれる会社かどうかを見極めましょう。
【ポイント3】社内巻き込み型の進行ができるか
社内の理解と共感を得られなければ、どれほど魅力的なコンテンツも「社外向けの一方通行」で終わってしまいます。特に周年プロジェクトでは、社員参加型のインタビューやワークショップを通じて「自分ごと化」してもらうことが成功のカギになります。社内にある多様な価値観や声をうまく拾い上げ、プロジェクトに人を巻き込み進行できるノウハウがあるかをチェックしましょう。
【ポイント4】長期にわたる伴走力と相性
ブランディングは一度きりの施策ではなく、中長期でブランド価値を育てていく営みです。1回の納品だけで終わるのではなく、企画から制作、運用、効果測定までを一緒に走ってくれる「伴走型」の支援会社が理想です。また、担当者との相性も意外と大切なポイント。密なやり取りが多くなるからこそ、価値観や進行スタイルが合うかどうかも考慮しましょう。
【ポイント5】実績の質とプロセスの開示度
「実績が豊富」とうたっていても、表層的な成果物の見た目だけでは判断がつきません。どんな課題を抱えていた企業に対し、どのような戦略やプロセスでブランディングを成功させたのか。その“中身”が分かるように実績紹介を開示している会社は信頼性が高いです。制作物そのものだけでなく、背景にある意図や成果、プロジェクトの進め方まで丁寧に共有してくれるかどうかを確認しましょう。
企業ブランディングが得意な制作会社5選!

ブランドの本質を明確にし、社内外に一貫して伝えるには、戦略設計からクリエイティブ制作までをトータルでサポートできる専門家の力が必要です。しかし、ブランディング会社と一口にいっても、理念やビジョンの策定を得意とする会社、デザイン表現に強みを持つ会社、インナーブランディングや周年事業に特化した会社など、その特徴や得意分野はさまざまです。
ここでは、幅広い業種で実績を持ち、戦略と表現の両面からブランド価値を高めることに長けた「企業ブランディングが得意な会社」を5社厳選してご紹介します。それぞれの強みや対応領域、実績もあわせてチェックし、自社の課題や目的に合った最適なパートナー選びの参考にしてください。
企業理念をもとにMIやVIの開発を手掛けるデザイン会社。社員インタビューやワークショップを実施した上でのMVV開発から、企業ロゴ、コーポレートサイト、会社案内、ブランディング動画、ステーショナリー制作などをトータルに手がける企業ブランディングの実績も多数。製造業、商社、情報・IT業など、業種。業界を問わず、企業の過去・現在・未来をつなぐストーリー設計に定評があります。ブランディングディレクターやコピーライターなど多彩な専門家チームによる伴走支援が特長です。
《対応領域》
・MI開発(パーパス/ミッション/ビジョン/バリューなど)
・ロゴ・VI開発
・コーポレートサイト・採用サイト制作
・会社案内・カタログ制作
・ブランド動画・プロモーション動画
・ステーショナリー・営業ツール など
《企業ブランディング実績の一例》
鎌ケ谷巧業株式会社
三洋貿易株式会社
シモダL&C株式会社
株式会社アクティサポート
株式会社東京ミライズ

株式会社ザ・カンパニーは、企業の「らしさ」を掘り下げ、理念・ビジョンの言語化からビジュアル表現まで一貫して支援するブランディングのプロフェッショナルです。CI・VI開発やブランドステートメント設計を得意とし、経営とクリエイティブを橋渡しする独自のアプローチに定評があります。理念浸透・採用強化・組織活性化を見据えた、戦略的なブランディング設計が強みです。
《対応領域》
・MI開発
・ロゴ/VI開発
・ブランドステートメント・タグライン設計

「正しいつながりをつくる」というミッションを掲げ、企業理念・ビジョンの言語化から社史、社内報、社外広報、IR/CSRまで、多様なステークホルダーに響くブランド構築をワンストップで支援します。すべて自社クリエイターによる直販体制により、余計な中間コストを省き迅速に対応。真に伝わる理念設計と複数メディアでの表現展開を得意とし、組織活性化やブランドの一貫性に強みがあります。
《対応領域》
・社内報・社史/周年記念誌制作
・リクルーティング/採用ブランディング
・ブランドステートメント設計 ・Webサイト・ブランド動画制作

東京・大阪を拠点に日本企業の“ブランドらしさ”を世界へ届ける伴走型ブランディング専門ファームです。理念の言語化から市場調査や業界分析、戦略設計、ビジュアル・コミュニケーション施策まで一気通貫で提供。一貫性あるブランド体験を五感で感じさせる“コトづくり”にこだわり、長期的な関係性構築と社会やSDGsへの貢献を視野に据えた信頼性が強みです。
《対応領域》
・ブランド戦略・パーパス設計
・VI開発
・ブランドサイト・映像・パンフレットなどの制作
・ブランド浸透・社内展開支援

企業ブランド構築においてビジョン策定から社内浸透、社外発信まで一貫してサポート。経営層へのインタビューやワークショップを通じてブランドコアやメッセージを設計し、インターナル・エクスターナル両方向のブランディングを横断的に実施します。さらに、社内報・Web・広告・映像・イベントなど多様な制作物を自社で企画・制作できる豊富な経験とリソースが信頼性を支えています。
《対応領域》
・企業ブランド構築支援(ブランド戦略・コアメッセージ)
・インターナル/エクスターナルブランディング支援
・クリエイティブ制作(Web/映像/パンフレット/広告)
・イベント・式典企画運営

まとめ|企業ブランディングは“未来を形づくる戦略”です
企業ブランディングは、単なる表現やイベントではなく、企業の未来像を社内外に示し、共感と信頼をつくる戦略です。「何から始めていいか分からない」という方こそ、まずは専門企業に相談するのがおすすめ。自社の魅力を引き出し、次の10年に向けたブランド資産を築いていきましょう。
東京のブランディング会社 パドルデザインカンパニー

パドルデザインカンパニーは、5職種で編成されたブランディングカンパニー。ブランドコンサルティングとデザイン会社の両側面を持ち合わせ、クライアントの課題に実直に向き合います。南青山に構える本社を主な拠点に、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3件を中心に、北海道から沖縄まで全国対応可能です。
ブランディングチーム
パドルデザインカンパニーには、プロジェクト全体を統括するプロデューサーやブランディングディレクターをはじめ、コピーライター、エディトリアルライター、アートディレクター、ブランドデザイナー、Webデザイナー、映像ディレクターなどが在籍し、プロジェクト毎に最適なチーム編成を行うことでブランドを最適解へと導いていきます。
記事制作/プロデューサー
ご相談や課題を受け、実施プランの策定やプロジェクトの大まかなスケジュールなどを策定します。また、プロジェクトのゴール設定やマーケティング環境分析、市場分析などを行い、市場で勝ち抜くブランド戦略提案などを行います。
Producer
CEO 豊田 善治