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情報発信の場として機能するWebサイト。
日本の造船業を代表する団体「一般社団法人日本造船工業会」様のWebサイト制作実績です。今回のご依頼は、造船業界への理解促進や造船業界へのイメージアップ、会員企業様の採用促進などを目的としたWebサイトリニューアルでした。従来のWebサイトの分析を行ったところ、コンテンツがPDFを貼り付けたものとなっており、情報発信の場というよりもパンフレットやチラシの置き場所のようになっている点を大きな課題と感じました。また、各ページのデザインがバラバラで、トーン&マナーに一貫性がないところも改善点と感じました。
そこで、デザインを刷新するだけでなく、情報発信の場として機能し、多くの人に日本造船工業会の存在意義を伝えられるWebサイトを目指すことにしました。トップページでは、造船業および造船工業会が私たちの暮らしにどのように関係しているかをメッセージし、造船業を知るためのコンテンツとして「巨大な船ができるまで」「船図鑑」「造船所の仕事」などを制作。日本経済の繁栄と暮らしの質の向上のため、様々な取り組みを行う日本造船工業会をアピールするWebサイトになりました。
一般社団法人 日本造船工業会
日本の造船業を代表する団体として、1947年に設立された一般社団法人日本造船工業会は、会員である造船会社各社の健全な発展を図り、日本の産業と国民生活の向上に寄与することを目的としています。造船技術や生産方式に関する調査研究、技術指導、情報交換などを積極的に行っており、会員各社の技術力向上と国際競争力強化に向けた幅広い活動を展開しています。
また、環境規制や安全基準といった国際的な課題に対し、業界としての意見を取りまとめ、政府や関係機関への提言などを行うほか、会員間の情報共有や交流を促進するための会議やセミナーの開催、造船に関する統計資料の作成・公表、国内外の関連団体との連携などを推進しており、造船技術の伝承や人材育成のための活動も積極的に行っています。
戦後の復興期における造船業の再建から始まり、高度経済成長期には世界有数の造船大国としての地位確立に貢献。近年では、地球環境問題への対応や、新興国の造船業の台頭といった新たな課題に直面しながらも、技術革新や国際協力などを通じて、持続可能な造船業の発展に大きく貢献し、日本のものづくりを支える重要な役割を担っています。