Project

「本当に知りたいこと」を、楽しく伝える。

「学生にとって本当に役立つパンフレットをつくる」これが本プロジェクトで目指したことでした。制作前に、若手社員を対象に就活時の思いや何を重視していたかなどの本音を引き出すアンケートを実施しました。学生たちの関心の高いこと(働き方、女性の活躍、常設部門への配置、海外転勤、社風など)は、通常の採用ツールであまり多く語られていなかったことを考慮して、メインパンフレットよりも小さなサイズのハンドブックにまとめて紹介することをご提案。多くの新入社員がつまずくポイントをアンケートにより収集し編集したコンテンツのひとつ「乗り越えようじゃないか!1年目の壁」は、最初はみんな不安でも必ず成長できることを訴求し、学生の「なんだか分からないけど社会人になるのが不安」という気持ちのケアを目指しました。全ページ通してコミカルなイラストで目を引くこと、口語調のコピーでやわらかいイメージを醸成することで、応募を検討する学生たちに寄り添った仕上がりのパンフレットを制作しました。

Client Information

株式会社大林組

1892年に創業した、日本屈指のゼネコンである大林組。ブランドビジョン「MAKE BEYOND つくるを拓く」を掲げ、不確定性の高い世の中で既存の事業の枠にとらわれない成⾧をめざす企業です。国内のランドマークとなる建物の建設、高速道路やトンネルをはじめとするインフラ整備など、幅広く事業を展開しています。また海外でも広く活躍していて、全社員の8人に1人は海外赴任を経験しています。「人の大林」と呼ばれる温かい社風は、学生たちが入社を希望する理由のひとつです。きついイメージのある建設業界を帰るために働き方改革も実現。未来を見据えた新たな技術開発やDXの推進にも力を入れて「大きなものづくり」を実現し続ける企業です。