Project

紙ひとすじに、飛躍年(ひゃくねん)。

紙が貴重だった戦時下に「もったいない」の精神でリサイクル事業をはじめ、創業100周年を迎えた三弘紙業様。式典に合わせて記念誌をつくるご依頼をいただき、プロジェクトがスタートしました。ひとつのことをやり続けるひたむきさや、大きく変わる時代のなかで数多の困難を乗り越えることで育まれた社員同士の絆など、100年企業の歴史を語るにふさわしいエピソードが同社にはありました。貴重な写真を使用して沿革を振り返るコンテンツや、大改革となったプロジェクトストーリーなど、社内外問わず興味深く読める誌面を目指しました。
コンセプトは「100年、ひとつのこと。」同社の長い歴史はもちろん先見の明、誠実さや粘り強さなどを表現しました。若手の座談会では、自分の仕事や先輩たちについて話す社員たちの明るさ、雰囲気の良さが印象的で、風通しの良い社風が誌面からも伝わるように制作しました。

Client Information

三弘紙業株式会社

創業から100年を迎える、古紙リサイクルの老舗企業。時代に合わせて書類に含まれる機密情報・個人情報の処理も手掛けるなどトータルリサイクルへと舵を切り、より広く社会貢献を行っています。人を大切にする社風があり、若手が自身の意見を持ち、生き生きと働いていることも特徴のひとつ。一人ひとりが「お客様を感動させるために、自分ができること」を考え、次の100年をめざして歩みます。