01.ブランドロゴ [Brand Logo]
自社/自院の独自性のシンボルとなるロゴを開発し、ブランドデザインのトーン&マナー統一を図ります。
ありたい姿の実現に向け、ブランドらしさをデザインする。
ブランドメッセージ開発からブランドデザイン開発、そして運用へ。
ブランディングに向けたブランドデザインでは、理念体系を最上位概念に、ミッション、ビジョン、バリューをはじめとするブランドステートメントやブランドコンセプト、ブランドメッセージ各種を明文化し、それらをシンボル化したブランドロゴを中心に、ブランドデザインのトーン&マナーを統一することで、従業員やご利用者・患者様へのブランドイメージ浸透を図ることが大切です。
ブランディングにおいて大切なのは、企業/組織の思いや考え方、病院・施設、設備・サービスの特徴や強みを、患者・利用者の価値に置き換え、貴社/貴院と患者・利用者様が共通して望むブランドの存在価値として明文化を図ることです。明文化されたメッセージはやがて貴社/貴院のブランド・アイデンティティ(ブランドの独自性)となり、他社/他院との差別化要因として貴社/貴院内に定着していきます。
自社/自院が果たすべき使命を言語化したものがミッションです。自社/自院にとってのミッションは、その事業を通して何を成し遂げたいのか、社会にどのような影響を与えていきたいのか、社会にどのような価値を提供するのかなど、社会に対する存在意義を示していきます。
自社/自院が目指す将来理想とする姿や未来への展望がビジョンです。ミッションが自社/自院そのものの存在意義を示したものに対し、ビジョンはミッションを達成したその先にあるゴール設定であると言えます。
自社/自院が社会に提供する価値、または自社/自院の価値観がバリューです。バリューが明確になることで、自社/自院全体での共通認識が生まれると共に、外部への的確な強みの訴求が可能となります。
社名/屋号および商品やサービス固有の名称がネーミングです。ネーミングはブランディングにおいて、最も重要なブランド認知要因となります。
自社/自院が掲げる理念や使命を、利用者・患者様向けに掲げるメッセージがブランド・ステートメントです。企業理念は、企業運営においての基本理念「どう在るべきか」を示すものですが、ブランド・ステートメントは自社/自院が消費者に提供する約束という意味合いが強くあります。
自社/自院が保証する品質・機能および価値をブランド・プロミスとして具体的に明示します。ブランド・ステートメントに含む企業も多くあります。
自社/自院の基本概念であり、自社/自院全体を貫く根本的な観点・考え方を明文化したものがブランド・コンセプトです。そのブランドの本質とも言い換えることができ、ブランド・コンセプトを明確に定めることではじめて、ブレることなく一貫性のあるサービス提供ができるようになると言えます。
企業理念やブランド・コンセプトを端的に表現したメッセージがタグラインです。通常、企業/組織名の前後に付帯され、CIを表すメッセージとして重要な役割を果たします。
ブランドが培ってきた歴史を明文化したものがブランドヒストリーです。消費者や顧客(潜在顧客も含む)がブランド・ロイヤルティを感じる要素として、いつ、どこで、どのようにして、なぜそのブランドが誕生したのかという歴史や背景は、とても重要なポイントであると言えます。
明文化されたブランド像をブランドデザインとして具現化していきます。ブランドデザインは、貴社/貴院の価値に一貫性を持たせ、社内・社外に浸透を図る重要なツールとなるため、最も重要なフェーズとなります。
自社/自院の独自性のシンボルとなるロゴを開発し、ブランドデザインのトーン&マナー統一を図ります。
情報のプラットフォームとなるホームページは、病院・施設・サービスなど貴社/貴院の魅力をもれなく掲載し、世界中へと発信していきます。
貴社/貴院の魅力・強み・らしさを伝える会社案内/病院案内パンフレットを作成。信頼度向上からブランド力強化を図ります。
病院・施設・サービスなどの魅力を凝縮し、ハンディサイズのコンパクトなリーフレットに集約。ご利用者様に必要不可欠となる情報を網羅することで、利用促進を図ります。
ブランドの世界観や価値観を音と映像を交えて伝えるブランドムービーは、情報伝達力のある有効なブランディングツールです。
オフィスや院内、バックヤードに至るまで、ステークホルダーの目に触れる場所にポスターやタペストリーを掲示しブランド浸透を図ります。
ブランドイメージを表現するユニフォームは、従業員のモチベーション向上に寄与し、職場の一体感を強めます。
オフィス内壁面や病院外壁/エントランス/病棟など、あらゆる壁面にウォールアートを描きます。ブランドのシンボルとして広報や宣伝にも寄与します。
ブランディングは、継続してその価値を高めていくことが大切です。以降、必要に応じたブランディングツールの追加開発や、社内モチベーションの向上施策を行うなど、さらなる社内浸透を図りブランドロイヤリティ(※)を高めることで、患者・利用者様への対応力強化を図ります。
※ブランドロイヤリティとは
特定のブランドに対する消費者の忠誠心や選考度を意味しています。分かりやすく言い換えると、消費者がそのブランドへの愛着心をどの程度抱いているかを指しており、類似サービス・製品であっても、ブランドロイヤリティの度合いにより、消費者は特定のブランドを選考しています。