つくる方法より、伝える目的から選ぶ。

周年動画の内製と制作会社への依頼を比較し、自社に適した制作方法と選び方を解説します。

Introduction

周年動画は内製・自社制作できる?

周年動画は、社内に撮影・編集ができる人材や機材があれば、自社制作することも可能です。近年はスマートフォンや動画編集ツールの進化により、以前より内製しやすい環境が整っています。ただし、周年動画は単なる会社紹介ではなく、企業の歴史や節目の意味を伝える重要なコンテンツです。「つくれるか」だけでなく、「周年を迎える企業として何を伝えたいのか」を表現できるかまで考えて、内製・外注を判断することが大切です。

周年動画は自社制作でもつくれる

社員インタビューや社内イベントの記録、写真を中心とした短いヒストリー動画などであれば、自社制作も十分に選択肢になります。スマートフォンで撮影し、一般的な編集ソフトでテロップや音楽を加えるだけでも動画としてまとめることは可能です。特に社内向けなど、親しみやリアルな雰囲気を重視する動画では、内製ならではの良さもあります。目的と求めるクオリティを明確にすれば、すべての周年動画を制作会社へ依頼する必要はありません。

周年動画の内製が向いている企業とは

周年動画の内製が向いているのは、社内に撮影・編集の経験者がいる企業や、動画制作に必要な時間と人員を確保できる企業です。また、社内イベントでの上映など視聴者が限定され、映像の完成度よりも社員同士の親近感や手づくり感を大切にしたい場合にも適しています。「誰に見せる動画なのか」「どの程度の品質が必要なのか」「社内で制作時間を確保できるのか」を整理すると、内製に適しているか判断しやすくなります。

周年動画を制作会社に依頼した方がよいケース

周年式典のオープニング映像や企業ヒストリー、社外にも公開するブランドムービーなど、高い完成度が求められる周年動画は、制作会社への依頼が有効です。特に、企業の歴史を整理してメッセージをつくるところから必要な場合は、撮影・編集だけでなく企画力も求められます。パドルデザインカンパニーでは、企業の歴史や経営者・社員の想いを紐解き、周年の目的やコンセプトから映像を設計。周年を企業の未来へつなげるブランドコンテンツとして制作します。

周年動画を内製・自社制作するメリット

周年動画を内製するメリットは、制作費を抑えやすいことだけではありません。企画や撮影、編集を社内で行うことで、修正や追加制作へ柔軟に対応でき、自社をよく知る社員ならではの視点も活かせます。さらに、制作を通じて動画活用の経験を社内に蓄積できる点も魅力です。周年動画を一度つくって終わりにせず、その後の広報・採用・社内コミュニケーションへ継続的に活用しやすいことが、内製ならではのメリットです。

周年動画の制作費を抑えやすい

周年動画を自社制作すれば、制作会社へ支払う企画費や撮影費、編集費などの外注費を抑えられます。すでに社内に撮影機材や編集ソフト、制作できる人材が揃っている場合は、追加費用を抑えながら制作できるでしょう。一方で、担当社員の作業時間も実質的なコストになります。外注費だけで判断せず、制作に必要な人員・工数まで含めたトータルコストで比較することが、内製の費用対効果を見極めるポイントです。

社内で周年動画の修正・更新がしやすい

内製した周年動画は、テロップの変更や写真の差し替え、尺の調整などを社内で行いやすいことがメリットです。周年式典では長尺版、Webサイトでは短尺版、SNSではダイジェスト版というように、用途に合わせた編集にも柔軟に対応できます。元データや編集環境を社内で管理できれば、一つの周年動画をさまざまな媒体へ展開しやすくなるため、継続的な情報発信にも活かせます。

自社をよく知る社員の視点を周年動画に活かせる

日々会社で働く社員だからこそ知っている文化やエピソード、社内で大切にされてきた言葉などを周年動画に盛り込めることも、自社制作の魅力です。外部からは見えにくい社員同士の関係性や仕事へのこだわりを、リアルな視点で表現できます。一方、社内では当たり前になっている魅力を見落とすこともあります。内製では「自分たちだから知っていること」を積極的に言語化することが、企業らしい周年動画につながります。

周年動画制作のノウハウを社内に蓄積できる

企画、撮影、インタビュー、編集などを自社で経験することで、動画制作の知識やスキルを社内に蓄積できます。その経験は周年動画だけでなく、採用動画、社員紹介、商品・サービス紹介、SNSコンテンツなど、その後の動画制作にも応用できます。周年動画の内製を、社内に動画制作体制をつくるきっかけとして活用できることも大きなメリットです。継続的に動画を発信したい企業ほど、蓄積したノウハウを活かしやすくなります。

周年動画を内製・自社制作するデメリット

周年動画の内製はコストや柔軟性にメリットがある一方、企画から撮影、編集、社内確認までを自社で担う必要があります。特に周年動画は、企業の長い歴史から伝えるべき内容を選び、一つのストーリーへまとめる企画力が求められるため、一般的な社内動画より制作の難易度が高くなります。「動画を編集できる」ことと「企業の節目にふさわしい周年動画を企画・制作できる」ことは別と考え、必要なスキルや工数を事前に見極めることが大切です。

周年動画の企画・構成を自社で考える必要がある

周年動画では、創業から現在までの出来事を紹介するだけでなく、「なぜ今この動画をつくるのか」「誰に何を伝えるのか」を整理し、構成へ落とし込む必要があります。歴史が長い企業ほど盛り込みたい情報が増え、取捨選択も難しくなります。撮影や編集を始める前に、周年の目的、伝えるメッセージ、ストーリーを設計できるかが内製の大きなポイントです。企画が曖昧なまま制作すると、情報を並べただけの動画になりかねません。

撮影・編集など周年動画制作のスキルが必要になる

周年動画の完成度は、カメラの操作だけでなく、構図、照明、音声収録、インタビュー、編集、テロップ、音楽など複数の技術によって左右されます。特に式典の大画面や企業サイトなどで公開する場合は、映像や音声の粗さが目立つこともあります。どこで、誰に見せる周年動画なのかによって必要な品質水準を設定し、自社の制作スキルで対応できるかを確認することが重要です。

周年動画制作に想像以上の時間と工数がかかる

内製では外部への発注工程を減らせますが、担当者の負担まで小さくなるとは限りません。昔の写真や資料の収集、関係者へのヒアリング、台本作成、撮影調整、編集、経営層への確認、修正など、多くの工程が発生します。本業と並行して進める場合、想定以上に制作期間が延びることもあります。制作費だけでなく、担当者が周年動画に費やす時間や社内調整まで含めてスケジュールを考えることが必要です。

自社視点に偏り、周年動画で企業らしさを客観的に表現しにくい

社員は自社について深く理解している一方、長年当たり前になっている文化や強みほど、その価値に気づきにくいことがあります。また、社内で重要な出来事が、顧客や求職者など社外の人にとっても魅力的とは限りません。制作会社など第三者が加わる価値は、単に映像技術を提供することだけではなく、社内では気づきにくい企業の魅力を客観的に発見し、「誰にどう伝わるか」という視点から再編集できることにもあります。

周年動画を制作会社に依頼するメリット

周年動画を制作会社に依頼するメリットは、撮影や編集を任せられることだけではありません。周年を迎える目的や企業の歴史を整理し、誰に何を伝えるのかという企画段階から設計できることに大きな価値があります。第三者の視点と専門的なクリエイティブを加えることで、自社だけでは気づきにくい魅力を引き出すことも可能です。周年動画を単なる記録映像ではなく、企業のこれまでとこれからを伝えるブランドコンテンツへ高められることが、制作会社へ依頼するメリットです。

周年動画の目的・コンセプトから設計できる

周年動画では、映像をつくる前に「周年を機に何を伝えたいのか」を明確にすることが重要です。社員への感謝、企業理念の浸透、歴史や文化の継承、顧客へのブランド発信など、目的によって最適な内容は異なります。パドルデザインカンパニーでは、企業の歴史や経営者・社員の想いを丁寧に紐解き、周年を迎える意味そのものからコンセプトを設計。その軸をストーリーやコピー、映像表現へ一貫して落とし込みます。

プロの撮影・編集で周年動画の品質を高められる

制作会社へ依頼すれば、カメラワークや照明、音声収録、インタビュー撮影、編集、モーショングラフィックス、ナレーション、音楽などを組み合わせ、目的に合わせた映像表現を設計できます。特に周年式典の大型スクリーンやWeb、採用活動など幅広く活用する動画では、映像・音声の品質が企業イメージにも影響します。単に「きれいな映像」をつくるのではなく、伝えたいメッセージを最も効果的に届けるためにプロの表現力を活用できることがメリットです。

第三者の視点から自社の魅力や企業らしさを発見できる

企業の中では当たり前になっている考え方や仕事への姿勢が、実は他社にはない大きな魅力であることがあります。制作会社が経営者や社員へのヒアリング、社史や過去資料の調査を行うことで、社内だけでは言語化しにくい価値を客観的に発見できます。パドルデザインカンパニーでは、企業の「違い」を見つけ、言葉とデザイン、映像へ変換するブランディング視点から周年動画を企画。その企業だからこそ語れる物語を形にします。

周年動画制作にかかる社内の負担を軽減できる

周年動画には、企画、資料収集、出演者調整、撮影、編集、確認・修正など多くの工程があります。制作会社へ依頼することで、専門性の高い工程を任せながら、社内担当者は素材提供や内容確認、関係部署との調整など、自社でなければできない業務に集中できます。さらに、制作全体の進行管理を任せられる会社であれば、周年式典など期限が決まったプロジェクトも進めやすくなります。限られた社内リソースを、企業側にしかできない意思決定や情報提供へ集中できることも大きなメリットです。

周年動画を制作会社に依頼するデメリット

周年動画を制作会社に依頼すれば、専門的な企画や撮影・編集を任せられる一方、内製より費用がかかり、依頼先によって完成度に差が生まれる点には注意が必要です。特に周年動画では、映像制作の技術だけでなく、企業の歴史や文化を理解し、魅力を引き出す企画力が求められます。「動画をつくれる会社」ではなく、「自社の周年を理解し、企業らしさを形にできる会社か」という視点で依頼先を見極めることが大切です。

周年動画の内製より制作費がかかる

制作会社へ依頼すると、企画・構成、撮影、編集、ディレクションなどに費用が発生するため、一般的には内製より制作費が高くなります。インタビュー人数や撮影日数、ロケーション、アニメーションなどによっても費用は変わります。そのため、単純に価格だけを比較するのではなく、企画から依頼するのか、撮影・編集だけを依頼するのかなど、必要な業務範囲を明確にしたうえで費用対効果を判断することが重要です。

制作会社によって周年動画の企画力・品質に差がある

動画制作会社には、広告動画、採用動画、SNS動画、イベント映像など、それぞれ得意分野があります。映像の見栄えが良くても、周年事業への理解や企業の歴史をストーリー化する経験が十分とは限りません。制作実績を見る際は、映像の美しさだけでなく、どのような課題に対して、どのような企画やコンセプトを提案したのかまで確認しましょう。周年動画では「制作技術」と「企業の歴史を編集する企画力」の両方を持つ会社を選ぶことがポイントです。

自社への理解が浅い制作会社では企業らしさが伝わらない

制作会社が企業理念や歴史、事業、社員の想いを十分に理解しないまま制作を進めると、映像としては美しくても、どの企業にも当てはまりそうな周年動画になることがあります。パドルデザインカンパニーでは、映像表現を考える前に、社史や資料の読み込み、経営者・社員へのヒアリングなどを通じて企業への理解を深めます。周年動画で重要なのは、企業を「撮る」ことではなく、その企業にしかない価値を「見つけて伝える」こと。企業理解の深さが、周年動画の独自性を左右します。

周年動画の内製と制作会社への依頼を比較

周年動画を内製するか、制作会社へ依頼するかは、費用だけで決めるものではありません。制作期間や社内工数、企画力、映像品質、ブランド表現、完成後の活用まで含めて比較することが大切です。社内向けの簡易な動画なら内製が適する一方、周年を企業価値の発信機会として活かすなら、制作会社の専門性が有効になります。「安くつくれるか」ではなく、周年動画に求める成果に対して最適な制作方法はどちらかという視点で比較しましょう。

周年動画の制作費で比較する

制作費だけを見れば、社内に人材や機材が揃っている場合は内製の方が抑えやすい傾向があります。ただし、周年動画を式典だけでなく、採用や営業、Web、SNSなどへ継続的に活用する場合は、初期費用だけで判断するのは適切ではありません。「いくらでつくれるか」だけでなく、「完成した動画をどこまで活用し、企業にどのような価値を残せるか」まで含めて費用対効果を比較することが大切です。

周年動画制作にかかる期間・社内工数で比較する

内製では社内のペースで進められる反面、担当者が通常業務と兼任すると制作が長期化しやすくなります。制作会社へ依頼する場合も素材収集や社内確認は必要ですが、構成作成、撮影準備、編集、進行管理などを外部へ任せられるため、担当者の実制作にかかる工数を抑えられます。周年式典や創立記念日など公開日が決まっている場合は、制作期間だけでなく「誰がどの工程を担うのか」まで比較することが重要です。

周年動画の企画・ストーリー設計で比較する

内製では、自社の歴史や事情を理解した社員自身が企画できる一方、情報の優先順位をつけたり、視聴者を引き込むストーリーへ再構成したりする難しさがあります。制作会社であれば、第三者として歴史を俯瞰し、伝えるべきテーマを整理することが可能です。特にパドルデザインカンパニーでは、周年動画の構成から考えるのではなく、企業の歴史や想いから周年の意味を紐解き、コンセプトを定めたうえでストーリーへ展開します。

周年動画の撮影・編集品質で比較する

社員インタビューやイベント記録など、リアルな雰囲気を重視する動画であれば、スマートフォンや社内機材による撮影でも対応できます。一方、周年式典や企業サイト、採用・営業活動などで長期的に使用する場合は、撮影、照明、音声、編集、演出まで含めた品質が重要になります。周年動画を「その場で見るコンテンツ」にするのか、「企業を代表して長く使うコンテンツ」にするのかによって、求める制作品質を判断するとよいでしょう。

周年動画の企業らしさ・ブランド表現で比較する

内製では、社員が共有している言葉や価値観、社内の空気感などを、そのまま映像へ反映しやすい特徴があります。一方、制作会社へ依頼する場合は、企業理念やブランドコンセプト、デザインなどとの整合性まで考えた表現が可能です。周年動画単体の「自社らしさ」を重視するのか、企業ブランド全体との一貫性まで求めるのかによって、適した制作体制は変わります。

周年動画完成後の活用・展開まで比較する

周年動画の価値は、周年式典で上映して終わりではありません。内製であれば短尺版やSNS用などを継続的に編集しやすく、制作会社へ依頼すればブランドの一貫性を保ちながらWebや採用、営業などへの展開も設計できます。パドルデザインカンパニーでは、周年動画だけでなく、周年サイトや記念誌、イベントなども共通のコンセプトから企画可能です。制作方法を比較する際は、「一本の動画をつくる」だけでなく、周年を企業のブランド資産としてどう活かすかまで考えることが大切です。

周年動画を内製するか制作会社に依頼するかの判断基準

周年動画を内製するか制作会社に依頼するか迷ったときは、まず「何のためにつくり、誰に届けたいのか」を整理しましょう。そのうえで、社内の制作体制、求める品質、周年事業全体での活用範囲を確認すると、自社に適した方法が見えてきます。判断の起点は予算や制作手段ではなく、周年動画によって何を実現したいのか。目的を明確にすることで、すべてを内製する、一部を外注する、企画から制作会社に任せるといった選択もしやすくなります。

周年動画を制作する目的から判断する

周年動画の目的が、社内イベントの記録や社員同士で楽しむことであれば、内製でも十分に対応できる場合があります。一方、企業理念の浸透、歴史や文化の継承、ブランドイメージの向上など、経営やブランディングに関わる目的を持つ場合は、企画段階から制作会社を活用する選択肢も有効です。「動画をつくること」を目的にせず、周年を機に会社や社員、ステークホルダーにどのような変化を生み出したいのかから制作方法を判断しましょう。

周年動画を誰に見せるのかで判断する

周年動画の視聴者によって、必要な内容や表現、品質は変わります。社員だけで視聴する動画なら、身近なエピソードや手づくり感も魅力になります。一方、顧客や取引先、株主、求職者など社外へ公開する場合は、初めて自社を知る人にも企業の価値が伝わる構成が必要です。「自分たちが伝えたいこと」だけでなく、「視聴者が何を知り、どう感じるのか」まで設計する必要があるかを基準に、内製と制作会社への依頼を検討しましょう。

社内に動画制作のスキル・人員があるかで判断する

内製を検討する際は、動画編集ができる社員の有無だけでなく、企画、資料整理、撮影、出演者調整、社内確認などを担える体制まで確認する必要があります。周年事業では複数部署や経営層が関わることも多く、制作担当者一人に負担が集中すると進行が滞る可能性があります。「制作できる人がいるか」ではなく、「通常業務と並行しながら、完成まで責任を持って進められる体制があるか」を基準に判断することが現実的です。

周年動画に求める品質から判断する

周年動画にどこまでの品質を求めるかも、制作方法を決める重要な基準です。社内共有を目的としたカジュアルな動画と、周年式典のオープニングや企業サイトで公開するブランドムービーでは、必要な演出や完成度が異なります。特に企業を代表するコンテンツとして長期間使用する場合は、映像の美しさだけでなく、コピーや音楽、ストーリーを含めた総合的な品質が求められます。周年動画をどこで、どのくらい長く使うのかまで想定して品質水準を決めることが大切です。

周年事業全体での活用まで考えて判断する

周年動画単体ではなく、周年ロゴ、記念誌、周年サイト、式典など複数の施策を予定している場合は、周年事業全体を一つのコンセプトでつなぐ視点が必要です。パドルデザインカンパニーでは、企業の歴史や未来への想いから周年コンセプトを定め、動画をはじめ各施策へ一貫して展開します。周年動画を「一本の制作物」として考えるのか、企業の未来につながる「周年ブランディングの一部」として考えるのか。その位置づけによって、最適な依頼方法も変わります。

周年動画の内製と制作会社への依頼を組み合わせる方法

周年動画は、すべてを自社制作するか、すべてを制作会社へ依頼するかの二択ではありません。社内だからこそ集められる情報や日常的な撮影は内製し、コンセプト設計や編集など専門性が必要な工程を制作会社へ任せる方法もあります。「自社でできること」と「プロに任せることで価値が高まること」を切り分けることで、予算や社内リソースに合わせた制作体制を構築できます。周年動画の目的に応じて、最適な役割分担を考えてみましょう。

素材収集は自社、周年動画の企画・制作は制作会社に依頼する

昔の写真や社史、創業当時の資料、歴代の商品、社員の記憶など、企業内部にある素材は自社でなければ見つけにくいものです。そこで、素材収集や社内情報の整理は自社で行い、それらをどのような物語として伝えるかは制作会社へ任せる方法があります。企業が持つ一次情報と、制作会社の企画・編集力を組み合わせることで、素材収集の効率を高めながら、企業らしいストーリーへ昇華できます。社内外それぞれの強みを活かしやすい分担方法です。

社内撮影とプロによる撮影・編集を組み合わせる

日常の仕事風景や社内イベントなどは社員が撮影し、経営者インタビューや重要なシーンはプロが撮影するなど、映像素材によって役割を分ける方法もあります。社員だからこそ撮れる自然な表情やリアルな空気感と、プロによる質の高い映像表現を一つの動画に組み合わせられることが特徴です。すべてをプロが撮影するのではなく、「リアリティが必要な映像」と「品質を重視する映像」を使い分けることで、周年動画の表現にも幅が生まれます。

短尺動画は内製、周年のメイン動画は制作会社に依頼する

周年式典で上映するヒストリー動画やブランドムービーなど、周年を象徴するメイン動画は制作会社へ依頼し、SNSや社内イントラで発信する短尺動画は内製する方法もあります。すべての動画に同じ制作コストをかけるのではなく、重要度や用途に応じて制作方法を使い分ける考え方です。企業のブランドイメージを左右する動画にはプロの制作力を活用し、日常的な情報発信は内製することで、品質と運用効率のバランスを取りやすくなります。

制作会社が設計した周年動画を社内で二次活用する

制作会社に周年動画を依頼する際、完成した一本だけでなく、その後の活用まで想定して制作しておく方法があります。例えば、本編から社員インタビューを抜き出した短尺動画をつくったり、映像やコピーを採用・広報コンテンツへ展開したりすることも可能です。パドルデザインカンパニーでは、周年動画を単発の制作物ではなく、その後も活用できるブランド資産として設計。社内での二次活用まで見据えることで、周年を起点とした継続的な情報発信につなげます。

周年動画を制作会社に依頼するときの選び方

周年動画の制作会社を選ぶ際は、映像のクオリティや見積金額だけで判断しないことが大切です。周年動画には、企業の歴史や文化を理解し、節目を迎える意味を整理したうえで、未来へつながるメッセージとして表現する力が求められます。そのため、周年事業の実績、企画・コンセプト設計力、企業への理解力まで確認しましょう。「どんな映像をつくれるか」だけでなく、「自社の周年をどこまで理解し、価値ある企画へ変えられるか」が、制作会社選びの重要な基準です。

周年動画・周年事業の制作実績を確認する

制作実績を確認する際は、周年動画の本数だけでなく、どのような周年事業に携わってきたかまで見ることがポイントです。創業から現在までを描くヒストリー動画、周年式典のオープニング、社員インタビューなど、目的によって求められる企画や演出は異なります。完成した映像だけでなく、「どのような周年課題に対して、何を企画し、どう表現したのか」まで確認することで、自社の周年に適した制作会社かを判断しやすくなります。

動画制作だけでなく企画・コンセプトから提案できるか確認する

依頼内容をそのまま映像化する会社と、周年の目的から企画を考える会社では、提案の範囲が異なります。まだ「どんな周年動画をつくるべきか」が決まっていない場合は、企業の歴史や周年事業の目的を整理し、コンセプトやメッセージから提案できる会社が適しています。撮影・編集という「つくり方」だけでなく、「何を、なぜ伝えるのか」から一緒に考えられるかを、打ち合わせや提案内容から確認しましょう。

企業理解のためのヒアリング・調査力を確認する

企業らしい周年動画をつくるには、制作前のヒアリングや調査が欠かせません。経営者の想い、創業の背景、転換点となった出来事、社員に受け継がれてきた価値観などを丁寧に掘り下げることで、その企業ならではの物語が見えてきます。依頼前には、どのようなプロセスで企業理解を深めるのかも確認しましょう。パドルデザインカンパニーでは、企業の「違い」を言語化するブランディングの視点から本質的な価値を発掘し、周年動画の企画へつなげています。

周年動画以外の周年施策まで相談できるか確認する

周年事業では、動画とあわせて周年ロゴ、記念誌、周年サイト、式典などを制作するケースもあります。それぞれを別々に企画すると、デザインやメッセージに統一感がなくなることもあるため、複数施策を予定している場合は対応範囲も確認しましょう。パドルデザインカンパニーでは、周年のコンセプトを起点に、動画・Web・グラフィック・イベントまで一貫したブランドとして展開。周年事業全体を俯瞰して相談できることが、施策をつなげるうえで大きな強みになります。

パドルデザインカンパニーの周年動画制作

パドルデザインカンパニーが大切にしているのは、周年動画を単なる記念映像として制作することではありません。企業が歩んできた歴史を振り返り、その中から受け継ぐべき価値や企業らしさを見つけ、これからの未来へつながるメッセージとして映像化します。周年を「過去を祝う機会」だけでなく、「自社らしさを再発見し、未来を共有するブランディングの機会」と捉えること。その視点から、企業ごとに異なる周年動画を企画・制作します。

企業の歴史・文化・想いから周年動画を企画する

周年動画の企画は、映像のアイデアを考えることから始めるのではありません。社史や昔の写真・資料を読み解き、経営者や社員へのヒアリングを通じて、創業の想い、転換点となった出来事、受け継がれてきた文化や価値観を紐解いていきます。企業の歴史に埋もれている「その会社らしさ」を発掘し、周年を機に何を伝えるべきかを明確にすることから、パドルデザインカンパニーの周年動画制作は始まります。

周年動画のコンセプト・コピーから一貫して設計する

企業への理解を深めた後は、周年の意味や未来への方向性を整理し、動画の核となるコンセプトやコピーへ落とし込みます。その軸をもとにストーリー、ナレーション、インタビュー、映像表現まで展開することで、メッセージとクリエイティブに一貫性を生み出します。「何を撮るか」より先に「何を伝えるか」を定めること。ブランディング会社として培ってきた言語化とデザインの力を活かし、企業の想いが伝わる周年動画を設計します。

企画・撮影・編集までワンストップで周年動画を制作する

パドルデザインカンパニーでは、企業理解やコンセプト設計から、構成・シナリオ、撮影、編集、ナレーション、音楽まで、周年動画制作を一貫してディレクションします。企画と制作を分断しないことで、最初に定めたコンセプトを細かな映像表現まで反映できることが特徴です。企業の想いを理解したチームが、企画から完成まで一つの軸を共有して制作することで、見た目の美しさだけではない、その企業にしかつくれない周年動画へと仕上げます。

周年動画・周年サイト・記念誌・イベントを一貫したブランドで展開する

周年事業では、動画だけでなく、周年ロゴ、周年サイト、記念誌、式典・イベントなど複数の施策が展開されます。パドルデザインカンパニーでは、それぞれを個別に制作するのではなく、共通する周年コンセプトやメッセージを軸に一貫したクリエイティブを設計します。周年動画で描いた企業の物語をWeb・グラフィック・イベントへつなげ、周年事業全体を一つのブランド体験として展開。周年を一過性のイベントで終わらせず、その後の企業活動にも活かせるブランド資産へ育てます。

周年動画の内製・制作会社への依頼でよくある質問

周年動画を検討する際には、「自社でどこまで制作できるのか」「内製と外注では費用がどの程度違うのか」「いつ制作会社へ相談すべきか」など、さまざまな疑問が生まれます。ここでは、周年動画の内製・自社制作と制作会社への依頼について、よくある質問をまとめました。すべてを内製・外注のどちらかに決める必要はありません。目的や予算、社内体制に合わせて、自社に適した制作方法を検討する際の参考にしてください。

Q.周年動画を自社制作するにはどのようなスキルが必要ですか?

周年動画を自社制作するには、動画編集だけでなく、企画・構成、シナリオ作成、撮影、照明、音声収録など、制作内容に応じたスキルが必要です。さらに周年動画では、企業の歴史から伝えるべき出来事を選び、視聴者に伝わるストーリーへ整理する力も求められます。簡易な社内向け動画であれば基本的な撮影・編集スキルでも対応できますが、求める完成度が高くなるほど、企画から仕上げまで幅広い専門性が必要になります。

Q.周年動画を内製すると制作費はいくらかかりますか?

すでに社内にパソコンや撮影機材、編集ソフト、人材が揃っていれば、周年動画を内製する際の追加費用は比較的抑えられます。一方、新たにカメラやマイク、照明、編集ソフトなどを導入する場合は、その分の費用が必要です。また、担当社員が制作に費やす人件費も考慮しなければなりません。内製費用を考える際は、機材やソフトなどの直接費だけでなく、制作に必要な社員の工数まで含めて算出することがポイントです。

Q.周年動画を制作会社に依頼すると費用はいくらかかりますか?

制作会社へ依頼する費用は、動画の尺や企画内容、撮影日数、出演者数、ロケーション、アニメーション、ナレーションなどによって大きく変わります。インタビュー中心のシンプルな動画と、企業の歴史を描く本格的なヒストリー動画では、必要な制作工程も異なります。そのため、「周年動画はいくら」と一律に考えるのではなく、目的・用途・求める品質を伝えたうえで見積もりを依頼することが大切です。

Q.周年動画は一部だけ制作会社に依頼できますか?

可能です。例えば、昔の写真や社史などの素材収集は自社で行い、企画・構成と編集を制作会社へ依頼する方法や、撮影は社内で行って編集だけをプロに任せる方法があります。反対に、コンセプトや構成を制作会社と設計し、その後の短尺動画を社内で制作することも考えられます。予算や社内のスキルに合わせて内製と外注の範囲を決めることで、コストと品質のバランスを取りながら周年動画を制作できます

Q.周年動画はいつから制作会社に相談すればよいですか?

周年動画は、上映・公開予定日から逆算し、できるだけ早い段階で制作会社へ相談することをおすすめします。特に社史や写真の整理、経営者・社員へのインタビュー、複数拠点での撮影などが必要な場合は、制作前の準備にも時間がかかります。また、周年ロゴや記念誌、周年サイト、式典と連動させる場合は、動画だけを後から考えるより、周年事業の初期段階から企画する方が一貫性を持たせやすくなります。周年全体の構想が固まる前でも、制作会社への相談は可能です。

まとめ|周年動画は内製・制作会社への依頼を目的に合わせて選ぶ

周年動画は、内製・自社制作にも制作会社への依頼にも、それぞれメリットがあります。大切なのは制作方法から考えるのではなく、「周年を機に、誰に何を伝え、どのような未来につなげたいのか」から選択することです。
パドルデザインカンパニーでは、企業の歴史や文化、経営者・社員の想いを紐解き、周年の目的やコンセプトから動画を企画・制作。必要に応じて周年サイトや記念誌、イベントまで一貫して展開し、周年を企業の未来につながるブランド資産へと育てます。

東京のブランディング会社 パドルデザインカンパニー

パドルデザインカンパニーは、5職種で編成されたブランディングカンパニー。ブランドコンサルティングとデザイン会社の両側面を持ち合わせ、クライアントの課題に実直に向き合います。南青山に構える本社を主な拠点に、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3件を中心に、北海道から沖縄まで全国対応可能です。

ブランディングチーム

パドルデザインカンパニーには、プロジェクト全体を統括するプロデューサーやブランディングディレクターをはじめ、コピーライター、エディトリアルライター、アートディレクター、ブランドデザイナー、Webデザイナー、映像ディレクターなどが在籍し、プロジェクト毎に最適なチーム編成を行うことでブランドを最適解へと導いていきます。

記事制作/プロデューサー

ご相談や課題を受け、実施プランの策定やプロジェクトの大まかなスケジュールなどを策定します。また、プロジェクトのゴール設定やマーケティング環境分析、市場分析などを行い、市場で勝ち抜くブランド戦略提案などを行います。

Producer
CEO 豊田 善治